立山アルペンルート観光|室堂平
夕焼けに染まるピンクの立山連峰は見応えアリ!
3000mに手が届きそうな山々が連なる圧巻の北アルプスの中にポッカリと平地になっているのが室堂平です。そのため室堂平にはホテルや山小屋が数件あり、アルペンルートの中継宿泊地となっています。
私がここで数日連泊して毎日感動したのが、室堂平での夕焼けタイム!
赤い夕日が北アルプスの山や雲に反射する様がなんとも美しいのです。
夕焼けの表情は毎日の天気によって様変わりするのですが、室堂平では夕日に向かって見る光景だけではなくグルッと360度の光景が楽しめるので感動と興奮がおさまらない時間になります。
室堂平の気候(10月半ば~後半)
私が行ったのは室堂平の紅葉ピークが過ぎた10月半ばから後半にかけてだったのですが、10月16日に雪が降って室堂平は一面の雪景色でした。(富山市内や立山駅では雪はまだで雨。ちなみに黒部ダムの辺りの紅葉は見頃。)
山が雪で白かったせいか夕日がオレンジからピンクに変わり、とっても幻想的な光景を見ることができました。
室堂平では10月半ばに雪が降り初めますが、1日降っても数日晴天が続いて雪が溶けてなくなったりします。それでも10月半ばを過ぎると雪が降る日が増えて10月末にはすっかり雪景色になるようです。
10月半ばを過ぎた室堂平の夕方は気温がグッと下がるのでめっちゃ寒いです。
ダウンコート、ニット帽、手袋で夕焼けを見ないと手がかじかんでカメラが撮りにくいほど。
防寒対策も必要です。
室堂平のライブカメラはこちら
雪景の室堂平で見る夕焼け
10月17日の光景です。
室堂平でのサンセットタイムは、16時半過ぎから17時過ぎ位でした。
このブログに掲載している写真の加工はしてません
↓富山湾方面に夕日が出始めます
↓北アルプスの山並みにも夕日が反射し始めました
17時が近づくにつれて夕日が強くなり、山がピンクに変わり始めました。
↓一番コントラストが強かった時間の光景
なんとも「ありえへん!」色を目の当たりにし、合成映像の中にいるような感覚になり脳が混乱しそうでした。この写真も加工していなくて、見たまんま撮ったまんまの色です。
北アルプスのイリュージョン!
この日以降は晴天が続き、雪も日に日になくなっていったのですが、それでも毎日の夕日は感動的でした。
↓残雪が少なくなった日の夕焼け
この日の山はこんな感じ
↓この日、夕日が一番強い時の山。この日は真っピンクに染まることはなかったです。
さらに翌日は、1日晴天だったせいか山頂はガス(雲)が覆いがちで、富山湾は雲海に埋もれて見えず。
富山市街地がまったく見えないので夕日も諦めていたのですが、夕焼けタイムになって気温が下がってきたら意外にもピンクの夕焼けが楽しめました!
雲海が出ていても室堂平では太陽が雲の上にあったので夕日は強かった!
↓ミクリガ池周辺を歩きつつ夕日鑑賞 (山の雪はほとんどない状態)
夕日が強かったので、山がどう変化していくのか楽しみでした。
↓雪が無くても山がピンクに染まりました!ブラボー!!!
北アルプスの夕刻ピンクフラッシュ!虜になりました。
↓奥大日岳もピンクに染まって綺麗でした。
サンセットタイムは刻々と情景が変化していきます。
夕日が落ちてしまうと感動の余韻と「終わっちゃった」という寂しさも。
室堂平では北アルプスの山々を目の前に見ることができ、池もあって富山市街地や能登半島までもが見渡せます。360度の景色を楽しめる場所で、1日1度限りの夕焼けを見ないと勿体ない!
なんだけど、夕日を見に出ている人はまばらでした。
16時半~17時の時間帯ってお風呂入ったり部屋で軽く飲んだりくつろいだりしているからかな?
室堂平に泊まると夕焼けや満天の星空も楽しめるので寝るまで忙しいです。
夜は天の川もバッチリ見えました。天の川の中で泳ぐ白鳥座も真上にあり、見つけやすかったです。
難点は、夜が寒すぎて外で長時間外で寝転がれないこと。そして日中よく動いているので夕食を食べたら睡魔が凄いこと。旅行に出たら体力いりますね。
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