ぬか床の溜まった水分を取りたい!
【水取器・水抜器】
自分でぬか漬けを作り始めて2年ほど経ったところで、「水抜き」グッズなるものがあるのを初めて知りました。
これまでプラスチックのタッパーでぬか床を保存してたんですが、プラスチックから溶け出るかもしれない有害物質(BPAやBPS問題)とやらが気になり始めたのでホーロー容器に移し替えたんです。
ぬか漬け用のホーロー容器と一緒に「水取器」が付いてたので、初めて水取器を使ってみたのでありました。水取り器は「水抜き器」とも言ったりするようです。
↓私が買ったホーロー容器の箱
水取器が付いてなくてホーロー容器だけのものも売ってたけど値段がそんなに変わらないから水取器付きのを買ってみました。
↓私の水取器は小さい湯飲み型で、穴がいくつも空いてます。
水取器(水抜器)の使い方
水取器の使い方はいたって簡単で、ぬか床に差し込むだけ。
ぬか床には野菜が埋まってるから、水取器を隅っこに埋め込んでみました。
水取器を埋め込んで1時間後に見てみたら、もうすでに水分が溜まってる!すごー!
※ぬか床が部分的に赤くなってるのは、赤かぶらを漬けたので色が染まってしまったんです。アントシアニンがぬか床に抜けちゃったのかな?
翌朝、ぬか床を覗いてみると。。。
ちゃぷんちゃぷんに水分が溜まってるー!!!
すごー!を通り越してスゲー!
やるなー水取器くん。
赤カブの色素が抜け出て、めちゃ赤い水分が出てるけど水取器の仕事っぷりに感心。
器に穴が空いてるだけのシンプルな構造だけど、手間いらずに水気と塩分が抜けてくれるから超楽ちん&便利なぬか漬けアイテムです。
一晩でこんなに水が抜けたけど、また水取器を差し込んでおいたらまだまだたっぷりと水が溜まってました。
ぬか漬けは塩分や酸が強いからプラスチック製よりも陶器・ガラス・ホーロー(琺瑯)の容器が良いみたいです。もちろん水取器(水抜器)もプラスチック製は避けた方が無難かも。(プラ製品は欧米ではBPAやBPS問題で製造規制があるみたいだし)特に100均のプラ容器は品質がよく分からないから、私はぬか漬けなど長期で漬け込む物にはプラスチックは避けたいと思ってます。
ちなみに私が買ったホーロー容器の箱には「酸や塩分に強く腐食しにくい」と書いてありました。
ぬか漬け作りって年月を重ねるほど味が良くなっていくけど、野菜から水分が出てきてぬか床がベチャベチャになるのが悩みだったんですよね。キッチンペーパーやスポンジで水気を吸い取っても追いつかないし。今回、水取り器を使ってみて凄く便利だったんで、ぬか漬け作りの必須アイテムになりました。
水取器は色んな大きさや材質のものが市販されててお値段もまちまち。
ぬか床の水分タプタプ状態に悩んでる方は要チェック!
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