フリクションボールペン
使用上の注意
文字がいつの間にか消える現象
消せるボールペン(フリクションボールペン)を愛用してる人、多いと思います。
私もスケジュール帳やメモ書き等に消せるボールペンで書いてしまうんですが、先日やっちまいました。
何をかって?
直射日光が当たる真夏の車の中に旅行の行程表を置きっぱなしにしてしまったのです。
旅の行程表にはレンタカーやホテル、フェリーなどの大事な連絡先を消せるボールペンで書き込みしていました。
で、車に戻って旅の行き先を確認しようと思ったらメモ書きが全部消えてるーー!!!
自分で消した覚えが無く、勝手に文字が消えてしまってたんです。
知ってる人は知ってるんでしょうけど、消せるボールペンは条件次第で勝手に・自然と・否応なく文字が消えてしまうという使用上の注意があるというのを初めて知りました。
消せるボールペン(フリクションボールペン)とは
今や知らない人はいないくらいの「消せるボールペン」
消せるボールペンはフリクションペンとも言い、フリクションシリーズのペンは書いた文字を消すことができる魔法のようなペン。消せる蛍光ペンもあるから、持っていると何かと重宝します。
消せるボールペンや蛍光ペンの先っちょには半透明のゴムがついてます。
このゴムで文字を擦ると文字が消えます。
どうして文字が消えるのか?
フリクションペンのインキは60度以上になると無色になる特性があるので、文字を書いた紙が60度以上の環境になると勝手に文字が消えてしまいます。文字を擦っていないのに勝手に文字が消えてしまう現象が起こるのです。
私は車のダッシュボードにメモ書きを置きっぱなしにして海水浴に行ってしまいました。で、海から上がって車に乗ったら文字が全~部消えてました!
真夏の直射日光がガンガンに当たるダッシュボードにメモ用紙を置いておくと短時間でアウト!メモ書きが綺麗に白紙に戻ってしまいます。
消えた文字を復活させるには?
フリクションペンを出してるPILOT(パイロット)のホームページに「フリクションの色をもとに戻す方法はあります」と掲載されていて、文字の復活方法が書いてあります。といっても、確実に色が戻るとはいえないようですけど。
文字が消えた部分をマイナス10度に冷やすと色が復元し始めて、マイナス20度で完全復活するみたい。
では、家庭の冷凍庫の温度って何度なのか?
メーカーや機種によって多少の差はあるようですが、だいたいマイナス18℃前後らしいです。
大事なメモが消えてしまった場合は試してみる価値はありそうですね。
私も試してみたけど文字は復活しませんでした。(ホテルの部屋にある冷凍庫だったんで冷凍温度が足りなかったのかも)
蛍光灯でも文字が退色して消える
事務机やパソコン周りに付箋メモを貼ってる人って結構多いと思います。
卓上に蛍光灯を置いていていて、なおかつ消せるボールペンで書いたメモを貼りっぱなしにしていると、文字がいつの間にか薄くなっていたり、すっかり消えてしまうことがあります。
どうやら消せるボールペンの文字は60度以上で消えるだけでなく、紫外線が当たり続けても色が退色しやすくなるみたいです。
気になったのでPILOTのホームページを見てみると、「紫外線にさらされると少しづつ褪色していきます」と書かれてました。
室内でも蛍光灯下に居るときは紫外線を浴びてるってことですね。
外出しない日でも蛍光灯をつけて作業するときは日焼け止め塗らないとダメみたい。美肌女子はちゃんと気をつけないといけないとね。
ネットでフリクションペンを検索する
消せるボールペンは単色だけでなく、1本に3色付いてるボールペンや蛍光ペンもあります。
換え芯が売っているので、インキを使い切ったら替え芯を使うと割安になります。定番の黒赤青は3本入りの換え芯も出てます。
※換え芯はメーカーとペン先の太さを確認して買いましょう!
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