自家製でお手軽・簡単・美味しい!
TWINBIRD[PY-E635W]
市販の食パンの添加物が気になりはじめてしまい、家で食パンを焼いてみようと思い立ちツインバードのホームベーカリーを買ってみました。そもそもパンを自分で焼いたことがないのですが、面倒臭がりな私でもハマってしまうほど簡単にめちゃくちゃ美味しい食パンが焼ける上に、後始末も超楽ちん。炊飯器でお米を炊く感覚で食パンを家で作るようになったので、ホームベーカリーで作った食パンをちょこっとご紹介と、食パンが膨らまなかった失敗例も書いてみました。
ツインバードのホームベーカリー[PY-E635W]
私が使っているホームベーカリーは、ツインバード工業(株)という日本のメーカーのもので、[PY-E635W]という機種になります。とっても安価なホームベーカリーで購入価格は4700円だったかな。お値段とは裏腹にしっかりちゃんとした働きをしてくれる頼もしい機械でした。
私が使っている機種についての使い勝手や感想などは別記事で書いています。
■ツインバードのホームベーカリーを使ってみた実評価・感想
■ホームベーカリーでお餅作り!くっつかない焼き餅や冷蔵・冷凍の仕方
ツインバード工業のホームページはこちら
私が使っている機種1台でこれ一台で「ごはんパン」「ピザ生地」「めん生地」「もち」「甘酒」など、16種のメニューモードを搭載。いろんな粉物生地を作れるのですが、私は食パンは月に数回作っていて、お餅も4回ほど作りました。その他のメニューはまだ試してないのですが、今のところ機械の不具合もなく快適に作れていて、手作りしたものを食べる度に幸せに浸っています。
食パンアレンジ
基本のシンプル食パンを焼いたのは一番最初に作った焼いた時のみで、あとはアレンジ食パンばかり焼いています。ハーブやらその他のトッピングを入れた手作り食パンが美味しすぎるので、もう市販の食パンには戻れません。
材料をパンケース(内釜)に入れたら「こねる」「発酵」「焼き」を全部機械がやってくれるので、最初のスタートボタンを押したら焼き上がるまでほったらかしでOK! 忙しいときに便利な「早焼き」機能や、15時間のタイマー機能もあるので出来上がり時間を設定できます。
↓パンケース(内釜)に食パンの材料を入れた状態。あとはフタを閉じてスタートボタンを押すだけで食パンが焼き上がります。
購入前に見た口コミで「内釜のテフロン加工が薄そう」と書かれていたのがあったのですが、私のパンケースはまだキズは入ってません。パンやお餅を10回以上作っていますが、まったく問題なく綺麗な状態をキープできています。
ハーブパン
家で育てた無農薬ハーブを食パンに入れてみました。
入れるハーブは毎回変えているのですが、写真は3種類をブレンドしたもの。レモングラス・ミント・ローズマリーを適当にブレンドしてミキサーで粉状態にしました。ミル(挽いたもの)したてのハーブの香りって物凄く良いので、この香りを嗅ぐと超癒されます。この挽きたて香りプンプン状態のハーブを食パンにいれるので、パンが焼き上がった時の香りもたまらんのです。
香りの濃さは好みによりますが、私はガツンと香るくらいでも平気なのでちょっと多いかな~くらい投入してます。正直、ミキサーにかけてみないとどれくらいの粉になるか分からないので、あまりにもハーブの分量が多くなった時は紅茶用に取り分けて使ってます。
今回は乾燥させたドライハーブを使ったのでミルしましたが、生のフレッシュハーブならみじん切りにして使ったりもします。
ベランダで育てているミントにビニールを被せて越冬させているのですが、冬でもモリモリ育っているので食パンに練り込んで消費することにしました。市販でミント食パンって見かけませんが、ミントを入れるとふんわり香って美味しいし、寒いときって料理にミントを使う機会がないので食パンに投入してみるかって感じで使い始めました。レモングラスもひと夏で大量に刈り取れてしまって、使い道に困っていたのでミルして食パンに入れてみました。
ほうれん草パン
ほうれん草と名乗りましたが、実はベランダで育てたスイスチャード(西洋ふだん草)を食パンに混ぜ込んで焼いています。スイスチャードは茎がカラフルなほうれん草みたいな野菜。
ほうれん草もスイスチャードもアクがあるのでサッと下茹でして、ミキサーにかけて食パンにしました。
色はグリーンで見栄えが良いのですが、ほうれん草特有の臭いがないのです。
玉ねぎベーコン
これは写真に撮らなかったのですが、玉ねぎとベーコンをザクザクっと切り、ホームベーカリー自動運転の途中で投入。固形物の具材を入れる場合は、スタートボタンを押してから53分後くらいに「具入れブザー」が鳴るので、その時に具材を入れます。
玉ねぎだけパンにするなら、玉ねぎをミキサーにかけて液状にしておくと最初に投入できるようなので、スタートボタンを押したら焼き上がるまでほったらかしでよさそうです。
オリーブパン
これも写真がないのですが、市販のオリーブの実を食パンに入れました。オリーブが漬けてある汁も美味しいので水の変わりに投入したら旨みが倍増しました。
オリーブの実は輪切りにして「具入れブザー」が鳴ってから入れたのですが、焼き上がってみたら実が潰されて見栄えがなくなりました。今度は大きめに切って投入してみます。
ローズマリーをミルしてオリーブの実も入れたらイタリア~ンなパンに仕上がりました。
これにチーズとトマトを乗せてトーストした朝食はたまりません。
小麦粉が決め手
小麦粉を変えると味がグッと良くなります。私が今、ハマっているのが「春よ恋」の強力粉と「全粒粉」
「春よ恋」で作った食パンは美味しさが違うので、「春よ恋」がうちにある時はこれで食パン作ってます。
それと、全粒粉は栄養価が高くなりそうだから使っています。食パン作りの場合は強力粉の半分の量を入れればいいとパッケージに書いてあったので、強力粉と半々の量で入れてみたらちゃんと焼き上がりました。全粒粉を半分入れてみても味はさほど変わりないので使っています。
スーパーでは国産の強力粉をほぼ見かけないので、製菓材料屋の富澤商店に行って国産の強力粉を買っています。品揃えが頼もしい富澤商店さんが近くにあってほんと助かってます。富澤商店では「春よ恋」以外にも国産強力粉はあるのですがお値段がお高くなるので今のところ春よ恋を愛用中。私の浮気心が芽生えたら他の小麦粉も使ってみようと思います。
ラカント(甘味料)を使って失敗
ホームベーカリーで食パンを作り始めた頃、食パンが膨らまないという現象が続きました。何が原因か分からず改善のしようもなかったのですが、原因が分かりました。
食パンが膨らまなかったのは、砂糖のせいでした!
食パン作りに砂糖を使います。1斤で20g、1.5斤で30gの砂糖を入れます。
私は砂糖を使わず、甘味料の「ラカント」を使っていたので食パンが膨らまなかったんです。
実は、食パンの発酵時には糖分が必要不可欠で、糖分がないと発酵ができず、糖分がないから膨らまないとう現象が起きてしまいました。生地が膨らまなくても食べられますが気持ち的にヘコみます。膨らまないパンは一切れが重たく、もっちりとした食感でフォカッチャのようなパンでした。
↓ラカントを使ったら膨らまず焼き上がりが1/3ほどになっちゃいました。でも食べられます。
↓砂糖を使ったらちゃんと膨らみました!
甘味料ではなく砂糖を使うことで、ふっくらとした食パンになるし、焼き色も付きます。
甘味料だと膨らまないし焼き色も付かないんですよね。
ラカントのホームページを見てみると、「ラカントSはイースト菌(酵母)の栄養にならないため、ラカントSだけでパンを焼くとふくらみません。」と書いてありました。発酵が必要な工程にラカント(甘味料)を使う際は、砂糖の50~15%の目安でラカントを混ぜるとよいそうです。
ラカントの参考ホームページはこちら
材料の代用品
スキムミルク
ベーシックの食パンの材料にスキムミルクと書かれているのですが、スーパーに売っていなかったので牛乳で代用して作っていますが、問題なく焼けています。スキムミルクと同量の牛乳使ってます。
バター
バターがない時はオリーブオイルを代用しています。これもバターと同量のオリーブオイルを入れていますが、問題なく焼き上がっています。
冷凍保存
焼き上がった食パンは粗熱が取れてからカットし、即冷凍しています。
切り分けた食パンを丸ごとラップでくるむと、食パン同士がまたくっついてしまうので一枚一枚の間にラップを挟むようにして包むとはがしやすくなります。
冷蔵庫でも保存はできるのですが、冷蔵庫に入れておくとビニールやタッパの中に食パンの水滴が出てしまうので若干パサつく感じ。
冷凍した食パンを食べるときは、冷凍のままトースターで焼けばOK!
冷凍のままレンジで1分前後チンしても美味しいです。レンジだとふっくらとなり、焼きたてのようなパンに仕上がります。(外側のパリっと感はないですが)
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