兵庫県の藤の名所
丹波市【白毫寺】の九尺藤
兵庫県丹波市の白毫寺(びゃくごうじ)に九尺藤という藤の花を見に行ってきました。近所の公園なんかにも藤棚があったりしますが、白毫寺の藤はものが違います!芸術品と言っても過言ではないような見応えのある藤でした。
藤の花は、ブドウの房のように花が房状になって垂れ下がるようにして咲きますよね。
白毫寺の藤は九尺藤というだけあって、とにかく花の房が長~い!
1尺=30.303cmらしいので、9尺といえば272.727cm。
花の長さが約270cm余りにもなるという感じでしょうか。
私はこれほど長く垂れ下がって咲く藤を見たことがなかったので、口コミを見たときは「んなアホな」という感じだったのですが、実物を見たときは感動ものでした。
まだ見たことがない方は是非とも見に行ってもらいたいのでご紹介したいと思います。
場所
住所は、兵庫県丹波市市島町白毫寺709
瀬戸内海と日本海のちょうど真ん中辺りにあります。
行き方
私は車で行ったのですが、電車とタクシーでも行けるようです。こちらを参考にどうぞ。
日帰りバスツアーでも行くことが出来るので、旅行会社が企画しているバスツアーを3月か4月頃になったら検索してみるのもいいかもしれません。白毫寺の藤だけでなく他の名所も一緒に巡るコースになっていると思います。
駐車場
無料の駐車場があります。
第七駐車場まであったかな?
↓白毫寺から一番近い駐車場です
藤が満開の時期になると平日でも駐車場が混雑します。
私は午前中早めに着いたので第一駐車場に止めれましたが、昼前にお寺を出たときは駐車待ちの車が行列してました。多くの人が車で来るしバスツアーのお客さんも来るので、車で行く方は午前の早い時間に着くようにするのがベストだと思います。
開花時期
白毫寺の藤の満開はだいたいゴールデンウィーク辺りなのですが、桜の開花が毎年変わるように、藤の花の開花も毎年変わります。桜の開花が早い年は藤の花の開花も早いですし、桜が遅い年は藤の花も遅いようです。
開花時期の目安は、ゴールデンウィーク辺りで、桜の開花時期で若干早まったり遅くなったりします。
嬉しいことに、お寺のホームページで開花状況をお知らせしてくれるのでチェックしてから行くと間違いないです。お寺のホームページはこちら。
白毫寺の藤の花
長方形の平地に藤棚を綺麗に作ってあります。
広場にテーブル席も設置されているのでお弁当を食べることもできます♪
そして藤棚の中に入ることもできますので、ゆっくり満喫したい方はビニールシートを持ってきてもいいかもしれません。
では、藤棚の中に入ってみましょう!
目の前一面に藤の花が広がります!
ちょうど目線の高さに花が咲くように枝作りしてあるんですね。素晴らしい!
藤の花に囲まれながら歩く事ができます。
目の前全部が藤の花っていうのもスゴイのですが、花の香りもダイレクトに感じることができます。
藤の花ってとっても甘い良い香りがするんです。藤の花をこんなに間近で見たことがなかったので知らなかったのですが、うっとりするほどの香りです。
そのせいか、熊蜂がけっこう飛んでます。熊蜂はずんぐり大きいのですが蜜を集めるのに必死。人から危害を加えなければ刺してくることはめったにない蜂なので私は気にせずお花見しました。
↓1本の木でこんなに花を咲かせます
素人の私でも紫の雨が降っているかのような写真が撮れます。
圧巻!お見事!素晴らしい!
これだけの花を咲かせるための手入れもさぞかし大変だろうと思われます。
↓しゃがんで真上を見上げてみるとこんな感じ
ほんとにめっちゃ長い花房で、可憐な花が鈴なりにいっぱいついてます。
満開の時は花の香りが匂い立つので夢見心地を味わえます。
白毫寺の見どころ
入場料を払って境内にはいると、クジャクがいてました。
フェンス越しなので写真が撮りにくいのですが、見事な尾っぽです。
開いているのを見てみたかったです。
クジャクってなんともゴージャスな鳥ですよね。
白毫寺は藤の花だけでなく、境内が広くて趣があるので違う時期にも来みたいと思いました。
立派なモミジが多かったので紅葉の時期も良さそうです。
春なのにモミジが赤っぽい。こういう種類なのかな?
藤の花と紅葉を一緒に見れた感じ。
藤の花を見に来ている人で賑わっていたのですが、お庭は落ち着いた雰囲気でとても和みました。
軒下にカゴが吊ってありました
昔使っていたんでしょうね
お寺の境内案内はこちら
私はこの後、「白井大町藤公園」の藤も見に行ってきました。別記事で紹介してます。
■関西|藤の花の名所:白井大町藤公園の藤は品種も色もバリエーション豊か!
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