本部半島今帰仁村のサンゴ礁
シュノーケル・ダイビングポイント
崎山ビーチは干潮時と満潮時で泳げる場所がかなり変わります。なので、干潮・満潮での違いや、注意点なんかも踏まえて書いてみようかなと思います。
大事な点は、ダイビングやシュノーケルでアウトリーフまで泳ぐ際は、満潮前後の時間帯を狙って行くべし!
崎山ビーチはファミリー向けの海水浴場ではなく、シュノーケルに慣れた人向けのポイントになります。というのも、引き波が強い時があったり、沖で「うねり」も出やすい場所なので、潮の満ち引きや気象状況も見極めて入らないと海難事故に繋がりかねないポイント。
ダイビングをする方の多くはショップさんのツアーで潜る場合が多いと思うので大丈夫かと思うんですが、個人で来る初心者シュノーケラーさんは気をつけてください。
※場所や駐車場などについては過去ブログで書いてるので今回は省略したいと思います。(過去ブログも見てみてね!)
干潮と満潮で泳げる範囲が変わる
崎山ビーチは干潮時と満潮時で泳げる範囲がガラリと変わります。
●リーフエッジからさらに沖に出て深い場所で泳ぐ場合は、潮が満ちている時でないと泳げません。潮が引いてしまうとリーフエッジで足止めされちゃいます。なので、リーフ内からエッジの外にも行けなくなるし、アウトリーフから戻ってくるのも困難になります。無理に突破しようとしたら珊瑚を折ったり、珊瑚で肌を切って血が出ます。(これマジの話で、四苦八苦してる人を何回か見た事あるんです)
●干潮時はリーフ内にタイドプールができるから、浅い海水プール的な感じで泳げます。スキンダイビング派には物足りなさがあるけど、フィン(足ひれ)がなくてもシュノーケルできるほどになります。まだ潮が引ききってない時間帯だと、引き波が強いときがあるから大人でも要注意ですが。
サンゴ礁の地形や呼び名についてはこちらをご参考に。
満潮の時
満潮時の崎山ビーチです
潮が満ちていると青い海が広がってて、とっても綺麗。
この日は、ど満潮の時に行って凪ぎ状態でした。
潮が満ちてると、リーフ内でも魚が多くいてます。
岩礁地帯の窪んでいる部分は干潮時に潮溜まりになってタイドプールとなります。
リーフ内でもエッジの近くになってくると珊瑚があります。
近年、沖縄県内のサンゴ礁スポットで白化現象が進んでるのに、崎山ビーチではリーフ内でも珊瑚があるから潮通りがいいのかもしれません。潮通りが良いということは、潮の流れがあると言えます。潮の流れがいつどこで出るかは素人には分からないので、崎山ビーチで珊瑚がある場所でシュノーケルする際はフィン(足ひれ)の着用が望ましいと感じます。
リーフ内でも引き波が強いときがあって、フィンを着けてても進みにくい時があります。陸から眺めた時は穏やかそうに見えても、潮の流れは海に入ってみないと分からないんですよね。
↓エッジ付近になると珊瑚の絨毯が広がります
↓リーフエッジ間際
干潮前後になるとリーフエッジで白波が立って泳ぎにくくなります。
しかも潮が引くと、リーフ内の海面が下がって珊瑚がむき出しになってくるから泳げません。
エッジ付近は珊瑚の絨毯が広がってるから足の踏み場がなく歩くこともできない状態になるので、アウトリーフで泳ぐ際はビーチに戻る時の潮加減も考えて泳がないといけません。(干潮間際にアウトリーフに出てしまうと後でマジで陸に上がれなくなります)
エッジの落ち込み具合は場所によってまちまち。
↓ここは満潮時でもさほど深くないエッジだけど、崖のように落ち込んでます
↓なだらかに落ち込んでいく場所もあり。
↓アウトリーフの深い場所は珊瑚も大きい
深い場所になると地形に変化があってダイナミックさがあります
アウトリーフのテーブル珊瑚は何段にも積み重なってて立派
マダラトビエイ
この日はマダラトビエイを見ることができました!
ウミガメよりもレアキャラなんで、思いがけない出会いで大興奮♪
マダラトビエイは深いところを颯爽と泳いで行ってしまったから追いつけなかったけど、見ることができて嬉しかった~。
マダラトビエイはシュノーケルでは滅多に出会えないけど、美ら海水族館に行ったら目の前で見ることができます(笑)アクリル板越しだけど、これはこれでめちゃ楽しめます。
満潮時に泳いだ時の動画を編集したので見てみてね!
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個人シュノーケルやダイビングに不安な方もご安心を!
地元でシュノーケルやダイビングツアーをしているショップが多数あるので、知らない土地の海は不安という方はツアーに参加して泳ぐのはいかがでしょうか。フィン(足ヒレ)やライフジャケットも無料貸出のところが多いです。(泳ぐ場所はツアー会社に確認して下さいね)
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