本部半島今帰仁村のサンゴ礁
シュノーケル・ダイビングポイント
崎山ビーチは干潮時と満潮時で泳げる場所がかなり変わります。満潮の時はアウトリーフまで泳いでいけるけど、干潮時はリーフエッジまで辿り着くのが難しくなるくらい潮が引きます。でも、潮が引いてくるとリーフ内に潮溜まりができて、天然の海水タイドプールで泳ぐことができます。
タイドプールでは浅い海水プール的な感じで、フィン(足ひれ)がなくてもシュノーケルできるほどの水深になります。まだ潮が引ききってない時間帯だと、引き波が強いときがあるから浮き輪を使っている子供は要注意ですが。
ということで、崎山ビーチで干潮時にタイドプールで泳いできた様子をご紹介していきたいと思います。
干潮時のビーチ
潮が引いている状態の崎山ビーチは、波打ち際がぐーっと沖の方に後退します。
そして、海底だった所が部分的に干上がって茶色くむき出しになってます。
↓満潮時の崎山ビーチ
タイドプールの場所
タイドプールができる場所は、その日・その時の潮の引き加減によって変わります。
潮溜まりができる部分が大きかったり小さかったり、水深もそこそこある場所もあれば、凄く浅い所もあったり。
↓私が行ったときのタイドプールの場所
サンゴ礁の地形や呼び名についてはこちらをご参考に。
タイドプールで遊ぶときの注意
●できればビーチサンダルやギョサンではなく、マリンシューズを履いて海に入る。
ビーチサンダルやギョサンだと足元が浮きやすくなるので、水中で履くのは危ないです。
毒針を持った水中生物が潜んでいたり、珊瑚の欠片を踏むと肌が切れる場合があるから素足は避けた方が無難。
●水深が浅い所でも小さな珊瑚が着床してる所がいっぱいあります。水たまりを歩いたり、水中で立つ時は足元に珊瑚が無いかを確認すること。これ、めっちゃ大事。
●フィン(足ひれ)を使って泳ぐ場合は、フィンで珊瑚を折らないように注意してバタ足する。
●潮が引いているときでも、白波が立っている所から沖には絶対に行かない。波打ち際から急に深くなっている場合が多いので、ライフジャケットやフィン無しだと非常に危険です。
タイドプールの水中は?
崎山ビーチのタイドプールで泳いだのは初めてで、思いのほか珊瑚があるし魚もうじゃうじゃいてて驚きました。魚も大きくてブダイなんかもタイドプールに取り残されてて笑っちゃいました。
テーブル珊瑚、枝珊瑚、ハマサンゴなど珊瑚の種類も豊富です。
潮だまり状態だから透明度がイマイチなところもあるけど、なかなか立派な珊瑚が見られました。
ここ数年で沖縄県内のサンゴ礁スポットで白化現象が進んでるのに、崎山ビーチではタイドプールでも珊瑚が元気そうだったので感心。今年の夏もなんとか生き残って欲しいな~。
タイドプールは水深が浅いから、シュノーケルで泳ぐと体が通らない所も多々あり。
無理してすり抜けようとすると水着やラッシュガードが珊瑚にひっかかったり、フィンで珊瑚が折れてしまうから気をつけないといけないです。
干潮時のリーフエッジ
以前のブログにも書いたんですが、崎山ビーチは干潮になるとリーフエッジ付近の珊瑚が海面から頭を出してしまいます。
↓同じ場所の水面下にも珊瑚がびっしり
エッジ辺りになると珊瑚の絨毯が広がってるから、干潮で水位が下がると泳げないし、歩くことも難しくなります。
でもせっかく来たからと、エッジまで歩いてきて何とかアウトリーフで泳げないかとエントリー場所を探す人もちらほら。
でも諦めて皆さんビーチに帰っていきます。悔しいけど、ほんと無理なんだって。
タイドプールでの水中動画を編集しました!
満潮時にビーチエントリーでアウトリーフまでシュノーケリングした動画もYouTubeにアップしてます。
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個人シュノーケルやダイビングに不安な方もご安心を!
地元でシュノーケルやダイビングツアーをしているショップが多数あるので、知らない土地の海は不安という方はツアーに参加して泳ぐのはいかがでしょうか。フィン(足ヒレ)やライフジャケットも無料貸出のところが多いです。(泳ぐ場所はツアー会社に確認して下さいね)
お子さん連れの方は、農林水産省の「タイドプールで遊ぼう!」というサイトも参考になるかも?
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