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ヤンバルクイナを近くで見られる「クイナの森」に行ってきた!沖縄北部だけにいる天然記念物の鳥

ヤンバルクイナ生態展示学習施設
ヤンバルクイナってどんな鳥?
沖縄北部の観光スポット

ヤンバルクイナは沖縄本島の北部の山にのみ生息する飛べない鳥で、深い山の中にいます。そんなクイナちゃんを間近で見られる場所があると知ったので行ってきました~♪

この日は天気が悪くて海で泳げなったから、「クイナでも見に行ってみるか~」とドライブがてら行ってみた私なんですが、実物のヤンバルクイナを見た瞬間にハートを持ってかれました!見た目も動きもキュートすぎる鳥だったので間近で見てきたヤンバルクイナを紹介したいと思います。

 

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ヤンバルクイナ生態展示学習施設

野生のヤンバルクイナはネイチャーツアーなどのガイドさんと一緒じゃないとなかなかお目にかかれないらしいので、今回は【ヤンバルクイナ生態展示学習施設】という所に行って来ました。

ヤンバルクイナ生態展示学習施設は、ヤンバルクイナの生態や環境について知ることができる施設で、施設内にヤンバルクイナを間近で見られる観察ブースがあります。施設のバックヤードではヤンバルクイナを保護して野生に返す活動もしているそうなんですが、バックヤードは一般公開されていません。

 

場所

ヤンバルクイナ生態展示学習施設がある場所は、沖縄本島北部の東海岸側にあります。
沖縄本島の北部はとっても山深い所で、ヤンバル(山原)と呼ばれています。ヤンバルクイナは、そのヤンバルの山にのみ生息している国の天然記念物なんです。

 

ブログ内に掲載しているGoogleマップは拡大・縮小できるので、指やマウスで画面を動かすと拡大・縮小できます。見たい大きさに調整してください。

ヤンバル(山原)が世界遺産に登録されたことでヤンバルクイナも注目されるようになり、北部にも観光客が多く訪れるようになりました。ヤンバルクイナ生態展示学習施設は人里離れた山の中にあり、沖縄北部まで初めて足を伸ばした人は「沖縄にこんな山岳地帯があったとは!」と驚くんじゃないでしょうか。

ヤンバルの山に入ると、車道沿いに「ヤンバルクイナとびだし注意」の看板が表示され始めます。

ヤンバルの山にはヤンバルクイナだけでなく多くの固有種が生息しています。そのため野生動物が車道に飛び出してきて車にひかれてしまうことも少なくありません。

 

↓ヤンバルクイナ生態展示学習施設がある周辺は山を開拓してあるから広々してました。

駐車場は無料ですが、入館料が必要です。

 

ヤンバルクイナを見る!

施設の入口はヤンバルクイナアートでにぎやか~!

建物の中にヤンバルクイナが飼育されている観察ブースがあります。(ガラス張り)

この観察ブースは、ヤンバルクイナが実際に生息しているヤンバルの山に似た環境にしてあるので、熱帯の植物が茂っています。ここにヤンバルクイナの「クー太くん」がいてるので探します。

観察ブースといえども熱帯の森を再現してあるから茶色くて小さいクー太くんがどこにいてるのか・・・。私が行ったときはクー太くんが奥の方に隠れてたから自分では見つけられませんでした。

だからクー太くんがヒョコッと出てきたときは「きゃ~!!!出てきた!出てきた!カワイイー!」とテンション爆上がり。

 

間近で見るには?

クー太くんのエサの時間を狙って待ち構えると超間近で見ることができます。

1時間に1回(1日8回)ご飯の時間があって、エサの時間になると給餌場所にクー太くん来るから目の前で見られます。

ガラス越しとはいえ、野生ではこんな近くで絶対見られない!クー太くんは人慣れしてるのか私たちの前で色んなポーズをとってくれます。(芸達者ではないです。毛繕いしたり首をひねったりと色んな動きを間近で見られました)

クチバシと足だけでなく目も真っ赤!

それに胸から足元にかけてはシマ模様なんですね。
ゼブラ柄に赤い差し色が効いてるヤンバルクイナ。関西のおばちゃんが好きそうなファッションというか見た目なのに可愛らしさは満点。

飛べない鳥だけあって、羽根が小さかったです。

 

ヤンバルクイナってどんな鳥?

この施設では係員さんも説明してくれるし、展示されてるパネルの解説も分かりやすかったです。

ヤンバルクイナは1981年に未知の鳥であることが確認され、新種として発表されました。沖縄の人は基本的に山にほとんど入らないせいか、人知れず生息していたようです。山はハブが多いし、昔は蚊に刺されるとマラリアになる危険性もあったから(現在は大丈夫)、人が山に近づかない環境がヤンバルクイナの生育に良かったのかも。

この施設でクイナの鳴き声を聞けたので、後で行った辺戸岬の「ヤンバルクイナ展望台」で野生のクイナが山で鳴いてるのがすぐ分かりました。声しか聞こえなかったけど結構鳴いてたからガイドツアーに参加したら野生のヤンバルクイナを見れそうな気もしました。

ヤンバルクイナは日中は地表で活動してて、夜は木に登って寝ます。
飛べない鳥なので二本足で器用に木に登って、天敵のハブや野生化した猫から身を護って寝るそうです。

コロンとしたフォルムがなんとも愛らしいクー太くん。

↓ガラス枠に溜まった水を器用に飲んでました。

動画も撮ってきました~

クー太くんに会うまでヤンバルクイナにさほど興味を持っていなかった私でしたが、カラフルな見た目とチョコチョコ歩く姿に萌え萌え。Tシャツも買っちゃった!

 

やんばるの森を体験してみたい

沖縄北部のやんばる地域の山はとっても深くて国立公園に指定されています。ヤンバルクイナだけでなく他の珍しい固有種動物も数多くいます。また、川や滝などの自然も豊かなのでキャニオニングやトレッキングなど、ヤンバルで体験できるネイチャーツアーも色々あります。

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