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浜比嘉島【アマミチューの墓】海に囲まれた聖地。琉球の子孫繁栄はこの島から!?

沖縄の離島【浜比嘉島】
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うるま市の海中道路(平安座海中大橋)を渡って与勝諸島(よかつ)の離島4島を車で巡ってきました。浜比嘉(はまひが)島ブログの3つ目は「アマミチューの墓」について。

ガイドブックにも載っているアマミチューの墓ですが、まず聞きなれない「アマミチュー」って何?というのが第一印象ではないでしょうか。

 

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琉球開闢の祖神アマミチューとは?

沖縄に観光で来る人にとって「アマミチュー」は聞き慣れない言葉。

アマミチューは琉球の開闢(かいびゃく)の神・アマミキヨのことで、女性の神様です。
琉球開闢の神はもう一人いて、男性のシネリキヨという神様でシルミチューと呼ばれています。

開闢(かいびゃく)とは、天と地が初めて出来た時とか世界の始まりのこと。天地創世や天地開闢と言ったりします。なので、琉球開闢とは琉球の始まりとか琉球の成り立ち、琉球創世のこと。

ということで、アマミチューとシルミチューは、日本列島のイザナギとイザナミにあたる神になります。

琉球開闢の神話には諸説あるようですが私が見聞きしたのは、ニライカナイ(海の向こうにある理想郷)の神からアマミチューとシルミチューが島創りを命じられて琉球の島々を創りました。

↓沖縄にはいっぱい離島があるんで、これはイメージですよ~
(機内から撮った写真で古宇利島、伊江島、水納島、瀬底島が写ってます)

そして二人はまず久高島に降り立ったのですが、久高島には住むための洞窟がありませんでした。

それから二人は津堅島に渡たります。
津堅島には洞窟はあったのですが生活に必要な水がありませんでした。

そして浜比嘉島に渡って水を探したらガー(井戸)があり、住めそうな洞窟もあったから浜比嘉島に住むことにしたそうです。やがてアマミチューとシルミチューは夫婦となり子供が生まれ、琉球の子孫が繁栄していったと言われています。

このような神話が伝えられているので、アマミチューとシルミチューは沖縄の祖神として崇められています。(琉球開闢の神話については諸説あるので地域によって色々と語り継がれているようなのであしからず。)

アマミチューとシルミチューの神話を知るととっても尊い神様と思うんですが、語尾に「チュー」が付くのがなんとも親しみやすくて、凄く身近に感じてしまうのが不思議。

そして「(二人の墓とされる)アマミチューの墓」と「(二人の居住跡とされる)シルミチュー」と呼ばれる場所が浜比嘉島にあります。どちらも聖地として島民に大切にされていて、子宝祈願やパワースポット巡りで来る人が絶えない場所となっています。

 

場所

アマミチューの墓は浜辺からちょっと離れた小さな岩山の島にあります。現在はこの小島に渡る道が造られてるので歩いて行くことができます。(昔は干潮時でないと渡れなかったのかも)

 

ブログ内に掲載しているGoogleマップは拡大・縮小できるので、指やマウスで画面を動かすと拡大・縮小できます。見たい大きさに調整してください。

現地で見た浜比嘉島地図(PDFファイルにしてます)も参考にどうぞ。地図上で①番の場所がアマミチューの墓です。

 

駐車場

駐車場は特に無いようだったので、すぐ近くの比嘉港内に止めました。
※道路に車を止めると通行の邪魔になるので路駐は避けた方がいいと思います。

比嘉港の駐車スペースは広いから止めやすいです。

車を止めたら歩道を右手に向かって歩いて行きます。

アマミチューの墓に行くまでにトイレやパーラー(売店)もありました。

↓トイレ

 

↓パーラーには軽食やお守りなどのグッズ販売もしてます。

歩道を歩いていくと「アマミチューの墓」の看板があって、小さい島が右に見えます。

↓「アマミチューの墓」がある小島

この小島全体が聖地として大事にされています。

 

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