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沖縄【金武観音寺】鍾乳洞があるお寺を参拝!沖縄ならではの見どころが詰まった境内

沖縄本島金武町
観光スポット・みどころ

沖縄本島の金武町にある観音寺の境内に鍾乳洞があるらしいというので行ってきました。沖縄には何度も行ってるモコモコ羊なんですが、金武町に行くのは今回が初めて。いつも空港から高速道路に乗ってしまうと恩納村や名護へとまっしぐらに行ってしまい、金武町に立ち寄る機会がなかなかなくって。金武町には気になるスポットがいくつかあったのでやっと行けて楽しめました。

さてさて、沖縄で神様を祀る場所といえば祠(ほこら)や御嶽(うたき)といった印象が強いんですが、沖縄にもお寺があるんです。

金武町の観音寺は16世紀に日秀上人(にっしゅうしょうにん)によって開かれました。16世紀前期、日秀上人が和歌山から唐を目指したところ(西方浄土を目指した説もあり)、遭難して琉球王国の金武のフナヤ(富花港)に流れ着きました。その後、金武の鍾乳洞を拠点とし布教活動を行い、観音寺を創建したと伝えられています。

沖縄県内の社寺の多くが太平洋戦争の沖縄戦で焼失しましたが、幸いにも観音寺は戦火を免れ貴重な木造建築として残っています。そして境内には聖地となっている日秀洞内(鍾乳洞)があり、参拝者は入ることができます。

 

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観音寺の場所

観音寺は沖縄中部の金武町にあります。
住所: 沖縄県国頭郡金武町金武222

 

ブログ内に掲載しているGoogleマップは拡大・縮小できるので、指やマウスで画面を動かすと拡大・縮小できます。見たい大きさに調整してください。

金武大通り(329号線)から住宅街に入った所にあります。

 

駐車場

神社の入口の向かいに駐車場があります(無料)

駐車場は広々として停めやすいです。

 

神社の入口

駐車場の目の前に神社の入口があります。

 

参道

神社の入口から参道を下っていくと本堂があります。

参道の途中にお地蔵様がありました。

お供え物はお参り後に持ち帰ること、お線香は禁止、お賽銭は本堂でして下さい等のお願い事項が書かれていました。

参道を下ったところに手水舎があって、手水舎の脇にハイビスカスが咲いていたので沖縄らしさを感じました。

手水舎のお水は水道栓をひねると出ます。内地(本土)のように水を溜めておくと蚊の発生地なるからかな?

 

金武観音寺のフクギ

境内には、金武町指定文化財に指定されている推定樹齢約350年の「金武観音寺のフクギ」があるらしいのですが、うっかり見落としてしまいました。(真夏に行ったから暑さでボーっとしていて、注意力や行動力も散漫になっちゃって・・・)

 

本堂

参道を抜けると本堂が目の前に建っています。
屋根が赤いお寺を初めて目にしたので、なんとも新鮮で珍しさを感じました。

赤い屋根瓦は沖縄伝統の琉球赤瓦で、素焼きの瓦や漆喰は通気性や吸水性が高いため屋根裏や室内の通気性が良くなる効果があります。そして、強烈な直射日光を受けて建物が高温化するのを緩和する効果もあるそうです。

観音寺は高野山真言宗のお寺。
(神社と思って来てみたらお寺でした!そりゃそうか。だって「観音寺」ですもんね。)

この本堂は昭和17年に再建されたもので、近世社寺の建築技法が用いられているとのこと。

鍾乳洞に入る前に、まずは本堂に参拝。

お堂に上がることができます。

なんと、おみくじが20円!

おみくじは境内に結ぶこともできるようで、境内の木におみくじが鈴なりに結んでありました。

↓お堂に看板があったんですが、寄進についての内容でした。

 

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