アマミチューの墓がある小島
小島は周囲ぐるりと海に囲まれてて、海も透明度バツグンでした!
今は小島に行きやすいように道が作ってあるけど、昔は潮が引いたときにしか渡れなかったのかも。
小島に渡る浜からの景色もとっても良くて、与勝諸島の島々も見渡せます。
浜辺は護岸改修されてるから歩きやすいし砂まみれにならずにコンクリに座って海を眺められます。
平安座島にものすごい数の石油タンクが見えるから沖縄の全貯蓄がここにあるんでしょうね。
では、小島に渡ってみまーす!
小島に入ってすぐの所で青空パーラーがありました。(正式名称でないですよ)
もずくの販売やぜんざいや飲み物を売ってて、安い上に座って飲食できちゃいます。
神社の境内にある屋台的な感じ。
聖地の「アマミチューの墓」や「シルミチュー」で祈祷されたお守りも売ってるみたい。
アマミチューが祀られてる場所は、青空パーラーを通り過ぎた先にあります。
遊歩道が作ってあるから歩きやすいけど、潮が満ちている時や波が立ってる時は危ないかも。
私が行ったときは潮が引いてて波もすーごく穏やかだったけど、遊歩道が濡れてて一部滑りやすい場所もありました。海が浅いといっても落ちたくないから用心用心。
小島の周りにはクリボーみたいなキノコの形をした岩がいくつかあって絵になるし、海の眺めも超ワイド。
アマミチューとシルミチューはとっても良い場所に祀られてます。
こんな海を見たら海の浅瀬に足を浸けたくなるし、泳ぎたくなっちゃう。
小島に入ると、さほど歩くことなくアマミチューの墓に着きました。
大きな岩に守られているかのように洞穴がお墓になっているようです。
階段を上がって上まで行けます。
お墓(洞窟)の中までは入れないけど、ここに琉球開闢の祖神のお二人が眠ってるんですね。
ちなみにここにはアマミチューとシルミチュー以外の他の神様も祀られているようです。
島では豊穣・無病息災・子孫繁栄の祈願を毎年行い、季節を問わず各地から参拝者が絶えない霊場となっています。
アマミチューとシルミチューが住んでいた居住跡とされる場所も同じ浜比嘉島にあり、「シルミチュー」と呼ばれていて神聖な場所になっています。子宝祈願に訪れる方も多いようです。
アマミキヨ(アマミチュー)とシネリキヨ(シルミチュー)の伝承って沖縄のいたるところで見聞します。沖縄北部の離島・古宇利島に行った時も「始まりの洞窟」という場所があって、琉球人の祖となる男女2人が暮らしていたと言われる所でした。ここも洞窟があってエメラルドグリーンの海に囲まれた素晴らしい場所でした。私のブログにも書いてるのでぜひ見てみてください。
★うるま市の情報サイト「うるま時間」にもアマミチューの墓が掲載されてます。
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