沖縄県の離島
伊平屋でシュノーケリング
スキンダイビング
伊平屋島のヤヘー岩でシュノーケリングしてみました。
この場所の潮流が不明だったのでアウトリーフの深場までは行かなかったけど、ヤヘー岩の右側と左側で生息する珊瑚に違いが見られたのが意外でした。
前回のブログでヤヘー岩の右側でシュノーケリングした様子を書いたので、今日は左側で泳いでみた内容をお伝えしたいと思います。
ヤヘー岩周辺の海は波が立っていることが多いから、ここでシュノーケルするのは要注意と思われます。この日は海が穏やかだったので、どんな海なのかと気になってちょこっと泳いでみたのでした。
このポイントで泳いだのは初めてなので、潮流などを含めシュノーケルに適した場所なのかは不明です。
場所
泳いだ場所は、ヤヘー岩の左側。
ブログ内に掲載しているGoogleマップは拡大・縮小できるので、指やマウスで画面を動かすと拡大・縮小できます。見たい大きさに調整してください。
ヤヘー岩は伊平屋の観光マップにも必ず載ってる推しスポット。(海水浴場ではなく観光スポットです!)
今回はビーチから泳いでいって、下図の丸印辺りを泳いでみました。
ヤヘー岩間際は波が当たってうねりやすいから、ちょっと離れた所を泳ぎました。そしてリーフエッジを少し越えた辺りまで泳いでみてビーチに戻りました。
サンゴ礁の地形や呼び名についてはこちらをご参考に。
リーフ内の様子
海が満ちていて凪ぎ状態の時にビーチエントリーで泳いでいきました。
ヤヘー岩の海岸は潮が引いてると沖まで歩いて行けるけど、干潮時は波打ち際で白波が立って入りにくくなるので、潮が満ちてるときにシュノーケリングしました。
干潮時にかなり潮が引く海岸だけあって、潮が満ちている時に入っても浅いし遠浅な海でした。
↓ビーチ近くの海中
浅瀬は濁ってるし特に何もなくて殺風景だけど、沖に向かって泳いでいくと景色に変化が出てきます。
平らな海底にポツポツと珊瑚が現れて小魚も見られるようになります。
↓浅瀬の珊瑚はソフトコーラルが多めな印象。
浅瀬の海水温は生ぬるく濁りがちだけど、そんな環境下でもソフトコーラルが目に付きました。ソフトコーラルってハマサンゴのようにタフなのかな?
↓写真の左が沖で、右がビーチなので、右を向くとヤヘー岩が見えるという位置関係です。ソフトコーラルが見られたのは、ヤヘー岩よりもちょっと手前のこの辺り。
潮が満ちててもヤヘー岩近くまで浅いです。
ソフトコーラルゾーンを過ぎると珊瑚の種類が増えてくるけど、珊瑚が生きてるのか崩れた跡なのか良く分かんない感じでした。
↓ヤヘー岩が真横(右手)に見える場所まで泳いできました。岩から離れていても大きいから、ヤヘー殿は圧倒的な存在感があります。
この辺りまで来ると、海底に黄色い珊瑚がはびこり始め、景色があっという間に変化していきます。
独特の景観に「うぇ!なんだこれ!?」と思わず口から出ちゃったほどインパクトありました(笑)
海底の岩礁を覆い尽くす勢いで、他の珊瑚の着床を許さないかのように黄色い珊瑚が大繁殖してました。
黄色珊瑚は初めのうちは丸っこい形状でブツブツ(コロコロ?)してるんですが、沖に向かうにつれてベターっというかツルっとした滑らかな表面になっていきます。成長して大きくなってくると折り重なってブツブツコロコロ感がなくなるのか?沖に近づくほど表面が滑らかになっていく感じがしたけど、果たして同じ珊瑚なのか別物なのかは不明。
↓スクランブルエッグみたいな見た目に変化した状態
この黄色い珊瑚は岩礁を広範囲に覆い尽くしてるから黄色の絨毯を広げたような特異な風景でした。ここまで一面真っ黄色な状態って他では見たことないかも?
他の珊瑚が付け入る隙間がないほどの勢いで繁殖してて、下の写真のテーブル珊瑚も飲み込まれそう?こんな景色はヤヘー岩の右側では見られなかったから不思議でした。
↓黄色珊瑚の浸食が及んでない場所にはテーブル珊瑚が地味に育ってたけど、黄色軍団に征圧されるのも時間の問題な感じがした(笑)
そして、ヤヘー岩の横並び辺りから海底に割れ目が目立ち始め、魚の動きも活発になってきます。
黄色珊瑚って一個一個の大きさはこぶしほどの大きさなのに増殖・密集してくると勝ち組になって一大勢力になっちゃう凄さ。珊瑚界の生存競争も大変だなぁと泳ぎながら思ってしまいます。
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