水没してしまった電化製品
復活術・復活の仕方
万歩計を洗濯機で洗ってしまい、機能不全になってしまいました。しかも、連続で2回も洗濯機で洗っちゃったんです。洗濯が終わったと思ったら洗剤を入れ忘れてたのに気づいて、洗剤を入れてまた洗い直したんです。洗剤の入れ忘れなんて半年に1度やらかすかどうかなのに、2回目の洗濯が終わって衣類を取り出したら万歩計がコロンと洗濯槽の中に落ちてたという悲劇。ついてないことって重なるもんです。
安い万歩計だったから「あーーーー、やっちゃた」という落胆程度だったんだけど、また買いに行く手間やちょっとした出費がかかるのが悔しくなって、復活できないか分解してみました!
ちなみに私は電化製品にはまったくのど素人です。
万歩計だから部品も少なそうだし、構造も単純なのでは?と思ってやってみたら見事万歩計が復活して、また使えるようになりました。
まず分解
分解して初めて知ったのが、万歩計に使われてるネジがまず小さい!
普通のドライバーではネジ穴にさえ入らないから、眼鏡用のミニドライバーを使ってみました。
以前、100均で買っていたミニドライバーが、こんなときに役立つとは!
↓下の小さいのが眼鏡用のドライバーです
写真に写ってる緑色のドライバーも指くらいの長さしかない小さいドライバーだけど、私が持ってる眼鏡用ドライバーは、+と-が両端に付いてて全長4.5cm。
濡れてる万歩計を取りあえず拭いて、さっそく分解してみました。
水気を拭いてドライヤーをあてる
分解してみると、中の部品も水浸し状態。
パッキンも外して全部拭きました。
一番大事な基盤(というのか?)部分はドライヤーを使って、しっかり乾燥。
この基盤の裏側は、歩数や時計なんかの表示板になってるから表も裏もしっかり水気を拭いてドライヤーの温風でとにかく水気を飛ばしました。
このバラバラの状態でさらに丸1日 自然乾燥させて、組み立ててみたら・・・みごと復活!
ボタンを上下逆にはめ込んでしまったみたいだけど、歩数を見る分には支障ないから問題なしかな。(後でまたネジを外してちゃんとハメ直しました)
メモ書き
●水没させたら直ぐに乾燥!
去年、車のスマートキーも洗濯機で洗ってしまって血の気が引いたんですが、直ぐにドライヤーを当てまくって乾燥させたら復活しました。その時は眼鏡用のミニドライバーがなかったから分解できず、とにかくドライヤーの温風と冷風を交互に当てまくりました。そしたら見事に復活して一安心。この時はほんと冷や汗ものでした。
●分解するときは写真を撮っておくと組み立て時に間違わない。
今回はあわてて分解したから分解前の写真を取り忘れてて、いざ組み立ててみたらボタンを上下逆にセットしてしまいました。(またネジを外して分解したらすぐに直せるけど面倒なので写真を撮っておくと良いです)
●構造が複雑な電化製品を水没させてしまうと復活が難しいかもしれない。
水没させてしまった時点でもうアウトなので、ダメ元で分解してみるのもアリかもしれません。内部の水気を拭くだけでも回復の余地が高まるから、取りあえずカバーだけでも外して内部の水気を拭き取ってドライヤーを当ててみると復活しやすくなるかも?修理に出す時は内部が錆びないうちに即動かないと内部が錆びちゃうと修理費がかかさむか修理不可能になってしまうかもしれません。
最近は腕時計のスマートウォッチに万歩計が付いていたり、小型なのに多機能の万歩計もいっぱい出てます。私みたいにポケットやカバンに入れてたのに紛失しがちな人は腕時計型やクリップが付いてるものが便利かもしれません。
色んなタイプの万歩計が検索できます
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