私にとって塩麹は自炊に欠かせない調味料。
数ヶ月に一度作って、冷蔵庫で保存しつつ使っています。
塩麹って使い出したら病みつきになる万能調味料なんですよね。
お肉や魚料理の下味や熟成させるのに使ったり、野菜の浅漬けやドレッシングの隠し味に使ったり。(塩麹の使い方やレシピはネットや本もいっぱい出てます)
塩麹はスーパーにも普通に売ってるんですが、家で簡単に作れるから私はできるだけ添加物が入っていないものを手作りしてます。
ヨーグルトメーカーを使うと温度もタイマーも設定できるから、手間もかからず楽ちんポン!で作れてしまいます。塩・米麹・水を容器に入れてスイッチを押すだけで6時間後には無添加の塩麹が出来上がり♪
一度作ると使い切るまで何ヶ月かかかるから自分で作っても手間には感じないほど。
そして、作り置きしていた塩麹を昨日使い切ったから今日は塩麹を仕込みました!
材料
材料はいたってシンプルで、3つあれば作れてしまいます。
●米麹(スーパーで購入)
●塩 (家にある物でOK)
●水
米麹はいろんなメーカーから出てて、お値段もまちまち。
今回はスーパーで買ってきた米麹を使いました。
塩はフランス・ブルターニュ地方のゲランドの塩を使ってみました。
今まで赤穂の塩や沖縄の塩なんかでよく作ってたんですけど、今回はゲランドの塩で初挑戦。(ゲランドの塩については後述しますね)
注意事項
塩麹は米麹を発酵させて作ります。
そのため、発酵させる容器によからぬ雑菌が付いていると発酵の妨げになる場合があるので、容器は消毒・殺菌しておきます。
私が使っているヨーグルトメーカーには殺菌の仕方が書いてあって、容器に少し水を入れてレンジでチンすると煮沸殺菌できてしまいます。面倒くさがりな私でもレンジでチンな殺菌だと気が楽。
注意事項
塩麹作りで注意したいことは、納豆を食べる人は要注意!
納豆菌ってかなり強いみたいで、納豆菌が付いた容器やお箸、スプーンを使うと塩麹が発酵しなくなる可能性があるので気をつけないといけません。
納豆を食べた食器を洗ったスポンジで、塩麹作りの容器を洗ったりしなければ大丈夫かと思います。
作り方・分量
塩麹の作り方や分量は、大概は米麹の袋に裏に書いてあるので、それを見て作ってます。
(ヨーグルトメーカーのレシピ本にも作り方や分量は書いてあります。)
今回は米麹が300gだったので、塩を100gと水370mlを用意しました。
ヨーグルトメーカーの容器に米麹を入れ、塩と水を計って入れます。
米麹ってお米(?)の周りにホワホワな綿毛みたいなのが付いていてめっちゃ可愛いんですよね。
そっと指で触ってみたくなったり撫でたくなってしまうようなかわいらしさがあります。(私だけ?)
↓米麹、塩、水を入れ、ザッとかき回して準備完了!
この容器をヨーグルトメーカーに入れて、温度を60度にしてタイマーを6時間にセットします。
このまま置いておくだけで6時間後には塩麹が出来てしまいます♪
炊飯器なんかでも発酵できるようなんですが、温度を安定させるのが難しいので私はヨーグルトメーカーを購入しました。
↓出来上がった塩麹
いつもはこのまま冷蔵庫で保存して使っているんですが、今日は気が向いたのでブレンダーで滑らかにしてみました。
めちゃクリーミーになった!
塩麹の味はですね、甘じょっぱい。(甘さはとてもソフト)
これだけではとても食べらるような味ではないのに、買ってきたお肉をこれでちょっと付け込んでおくと柔らかくジューシーになるから不思議。お肉を柔らかくするのにヨーグルトやビールを使うとか色々あるけど、私は塩麹一本で熟成させて旨みをUPさせてます。
塩麹で付けておくと美味しく熟成するだけでなくて1~2日くらい冷蔵庫で寝かしておいても大丈夫という楽さもいいんですよね。忙しくて面倒なときはとりあえずお肉を買っといて塩麹に漬けておき、時間があるときや食べたくなったら調理すればいいという楽さ。それでいて旨みが増してるから、塩麹を使い始めるともう手放せなくなりました。
刺身も塩麹を混ぜて漬けにしたら、もっちりとした食感になって料亭や高級寿司屋で食べられる高級な熟成刺身に変身。家でお安く存分に食べられます♪
鯛の刺身を塩麹で昆布じめしたら、激ウマな鯛茶漬けが家で食べられます♪
しかも熟成した旨み増し増しの鯛をお茶碗にてんこ盛りで。
そんな訳で、毎日塩麹様々でラクして美味しい食事にありつけてる私なのでした。
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