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スペイン マラガ近郊の観光地「世界一危険な道」エル・カミニート・デル・レイ El Caminito del Rey ってどんなとこ?

スペイン南部のマラガ近郊にあるエル・カミニート・デル・レイに行ってきました。
「地球の歩き方」にも1ページしか掲載されていなくて、詳細がいまいち掴めないまま行ってみることに。

場所はこちら

 

ものすごい断崖絶壁に細い歩道が作られていて、一時はロッククライミングの名所でもあったらしいです。
「世界一危険な道」と謳われたら挑みたくなるのでしょうが、死傷者も出たことからこの道は閉鎖されました。

朽ちた歩道を行政が整備して安全に通行できるようにし、2015年3月に一般公開されました。
予約制ですが、誰でも歩けるような観光地となって復活!

迫力ある動画はこちら

予約した時間までに集合場所に行きます。
時間になったらヘルメットを渡され、スペイン語と英語で簡単な説明や注意事項を言われます。

ヘルメットは自分の頭に合うように調整しましょう!
調整せずに被るとヘルメットがグラグラするので、歩いているとストレスになってきます。
アジャスターが付いてるので、アゴだけでなく頭の周囲もジャストフィットさせると快適に動けます。
さぁ、出発です!  Vamos!(行こう!)
予約がガイド付きでなければ、各自おのおの自由なペースで歩いていきます。
ルートは一歩通行で、写真を撮りながらのんびり歩いて2時間+αほどのコースでした。
ちょっとした階段はありますが登りはなく、平坦か緩やかに下っていくような道なのでスニーカーで大丈夫です。
最初の道はこんな感じ。 いきなり絶壁ではないです。
ゲートがありますが、特に認証とかはないので進みます。
はい、きました~。いよいよ絶壁の間を歩いていきます。
歩道の上も下も絶壁。渓谷の下には川が流れています。
 
さて、気になる歩道は?
整備されたといってもスペインだし・・・ちょっと不安・・・
こんな感じです。
歩道の下は?
旧道の上に新たな歩道を設置しているようでした。朽ちた旧道が所々見えるのですが、背筋がゾワッ~とします。
昔は使っていたような橋とか
上から見ると痛みが激しい。歩いたら底が抜けそうです。
ネタバラシですが、絶壁ルートは最初と最後の一部だけでした。
最初の絶壁エリアを歩くと、景観がひらけてきます。
前半の絶壁エリアが終わると、しばらく平坦な地道を歩きます。
こんな道を結構歩きます。
日陰が少ないので5月半ばでも暑さで汗は出るし、日差しはキツイ。
地道では所々にベンチがあったので休憩できるし、軽食を食べている人もいました。
ただし、トイレはありません。
地図も所々に設置されているので、自分が今どの辺りにいるかを確認できます。
赤字で「Esta aqui」と書かれている矢印が現在地です。
ルート内は、施設の人が巡回しているので何かあったときに安心できる感じがしました。
蛍光板の付いたベストを着ていたか、ヘルメットの色が違ったような気がします。(多分、会えば分かるかと)
風景は絶壁だけでなく、こんな雄大な景色を眺めながら歩く所もあります。
写真では一部しか撮れませんが、視野全部がこの風景なんで圧巻です!
電車の線路が並行して見えるところがあるので、電車も横をたまに走ります。
右のトンネルが電車で、左に遊歩道があります。
平坦な地道エリアが終わるといよいよ最後のクライマックスの絶壁エリアです。
ここの入口付近で人員制限があるので、ちょっと待たされるかもしれません。
ズラズラと歩いています
岩肌のダイナミックな層が圧倒的!
左の遊歩道の人が小さく見えるのですが、私の写真では伝えきれません。。。
岩がミルフィーユのようでした。
岩の隙間にちょっとだけ線路が走ってます。この岩の中はトンネルなんでしょうね。
終点前にスケルトン・ポイントもあります。
乗れる人数制限があるので、乗りすぎると警備員に注意されます。
 
嬉しいかな悲しいかな、いよいよラスト絶叫ポイントです。
橋を渡ると、もうゴールは近いです。
歩くのは右の吊り橋でした~。でもこれが恐ろしく怖かった!
この吊り橋は横も下もスッケスケで、谷間風で揺れる~。
私の時は、やんちゃな客が揺らしたので足がすくむと同時にイラっとしてしまいました。
怖さでチビるとはこのことです。
吊り橋を渡ってしまえば、あとはゴールに向かって下っていきます。
歩いてきた道を振り返ると、岩肌に遊歩道が線のように見えます。
緑の橋は線路です。
ゴール地点のトイレですが、仮設トイレがいくつかありました。
ゴールには人がばらけて到着するので行列はなかったです。
帰りのバスからの車景です↓
歩いた歩道が線のように見えます。左手の谷間には絶叫の吊り橋も見えました。
帰りのバスは右に座ると景色が楽しめます。

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