中国地方|遅咲き桜の名所・ビュースポット
東城三大桜【千鳥別尺のヤマザクラ】
広島県庄原市に樹齢が約400年と言われている巨大な山桜の一本木があります。東城三大桜のひとつで千鳥別尺(ちどりべっしゃく)のヤマザクラという名所です。桜の木でこれほどの大木があるのか!というほどの迫力でした。この一本桜の周辺はのどかな田舎風景が広がり、大木のこの桜が目を引きます。広島県天然記念物指定の第一号になっているだけあって、数百年のパワーを全開にして咲かす桜の花は圧倒的な迫力でした。
場所
住所: 広島県庄原市東城町千鳥439−2
日本海と瀬戸内との中間くらいの場所にあります。

ブログ内に掲載しているGoogleマップは拡大・縮小できるので、指やマウスで画面を動かすと拡大・縮小できます。見たい大きさに調整してください。
開花・満開時期
例年この桜は開花がとても遅いらしく見頃は4月中旬以降~下旬で、広島県内で最も遅く花を咲かせる桜のひとつです。
2021年(令和3年)はもう咲き始めているようで、特に今年は全国的に桜の開花が早かったので千鳥別尺の桜も早いみたいです。ちなみに私が行った年の日付を確認したら4月20日でしたので、やはり今年の満開はかなり早くなりそうかも。
庄原市内の桜の開花情報はこちらを参考にどうぞ。
駐車場
桜の場所から少し離れた場所に車を止められるスペースがありました。正式な駐車場だったか覚えてないので、行かれる方は現地の状況で判断してみて下さい。(記憶が曖昧ですみません)
↓赤いピンの場所に観光の方は停めていました

ブログ内に掲載しているGoogleマップは拡大・縮小できるので、指やマウスで画面を動かすと拡大・縮小できます。見たい大きさに調整してください。
weathernewsの桜情報にも「近くの駐車場は無料」と掲載されているのでやっぱりこの場所かな?
どれくらいの巨木なのか
下の写真を見てもらうと分かりやすいと思います。
右が「千鳥別尺のヤマザクラ」で、左にも大きな桜の木があるのですが、高さが2倍ほど違います。
「千鳥別尺のヤマザクラ」の右手に立っている人が写っているのですが、人と比較するといかに大きいか。怖さを感じるほどデカい桜でした。
↓私が手を広げてみました
桜の根元周辺は地元の方の畑になっていて柵があるので真下からは眺めることはできませんが、それでも十分迫力を感じることができます。
あまりに木が大きすぎて近くからだとどうにもこうにもカメラに納まらないので、思いっきりしゃがんで地面すれすれにカメラを構えるか、遠景で撮らないといけなくて、私のカメラでは入り切らなかったです。
このヤマザクラはソメイヨシノのようにこんもりと丸っこい出で立ちではないので、見る角度によって姿が変わるのも魅力的のひとつです。一本桜ですが存在感が凄いのです。
↓躍っているかのような姿のダンシング千鳥別尺ヤマザクラ
ヤマザクラなのでソメイヨシノとは違った花の趣がありました。
鏡桜
桜の木の前に田んぼがあるのですが、水に映る桜の木の写真が撮れるように水が張ってありました。私が行ったときは風があって波立っていたので鏡桜の写真は撮れなかったのですが、コロナ禍の間は水を入れないようです。
夜のライトアップもコロナ禍の間は行われないようです。
パワースポットここにあり!
パワースポットという所に行ってもパワーを感じることってなかなかない私なのですが、この桜の木に関しては数百年生き抜いてきたこの木の力というか生命力をひしひしと感じました。全力でもって花を咲かせている姿を見ると木の生命力を感じずにはいられません。大地に揺らぎない根を張って花を毎年魅せてくれる千鳥別尺のヤマザクラに元気とパワーをもらったように感じます。こういうのがパワースポットなんだろうなと個人的には思ってしまいました。
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