コバノミツバツツジの名所
西宮市【廣田神社】
西宮市にある廣田神社のコバノミツバツツジが満開になったので行ってきました。コバノミツバツツジは透明感のある鮮やかなピンク色で、満開の時期になると境内中がピンクに染まります。これは圧巻の光景で、兵庫県天然記念物にも指定されています。
また、廣田神社は阪神タイガースが必勝祈願を毎年行う神社としても有名なんです。選手達が祈願に訪れる日は早朝からファンが集まります。その様子は神社のホームページでも掲載されているのでご覧下さい。
場所
電車の駅からちょっと離れた場所にあります。
ブログ内に掲載しているGoogleマップは拡大・縮小できるので、指やマウスで画面を動かすと拡大・縮小できます。見たい大きさに調整してください。
行き方・駐車場
電車・バス
電車の駅から離れているので、電車を降りてからバスに乗ります。
最寄り駅の阪急・西宮北口駅や夙川駅から歩くと30分ほどかかりそうな距離があります。(道は平坦だから歩きやすいけど)
バスについてはホームページを確認してください。
駐車場
無料の駐車場があるんですが、ツツジの時期は満車状態になりがちです。
満車の場合は自費で近隣のコインパーキングに停めざるをえません。周辺は住宅街なので路駐はまず無理です。
Googleマップの地図で駐車場を見ると広そうに見えるんですが、この駐車場の半分は月極になっているから参拝者が停められる台数は24台前後ほどです。
ツツジの時期のお昼頃はお弁当を持って来る人もいるから駐車場の回転率は悪そうです。私は土曜の夕方に行ったけど満車でした。
ツツジの群生規模・マップ
境内の看板を見ると、廣田神社境内には約2万本のコバノミツバツツジが自生しているようです。まだちいさい木もっぱいあったから、さらに植樹しているのかもしれません。
ツツジは自然と株が増えて群生していくんですが、中央の株が枯死していくから樹齢の推定は難しいようです。それでも大株のものは推定200年を越える樹齢だとか。
神社の地続きで廣田山というこんもりとした丘のような山があって、廣田山公園になっています。その山もツツジでピンク色に染まります。
グルッと歩いてみても廣田山公園と境内の境がよく分からなかったけど、傾斜が緩やかな山なので息切れせずに歩けたし、遊歩道が作ってあるから歩きやすかったです。
古い記録によると、1716年(正徳6年)にツツジにかんする記録があるらしく、約300年前からコバノミツバツツジの名所として親しまれていたようです。詳細はホームページも参考にどうぞ。
ちなみに廣田神社は十日戎や福男で有名な西宮神社(通称「えべっさん」)よりも歴史が古いので格式が高い神社だと聞いたことがあります。
境内には古代の西宮の地図があって興味深かったです。昔は入り江みたいになってたんですね。
↓こちらは江戸中期の地図。既に海が埋め立てられてたようです。
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