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鎌倉の史跡巡り【北条政子・源実朝の墓】は鎌倉時代独特の「やぐら」墳墓

北条政子・源実朝ゆかりの地
【寿福寺】臨済宗 栄西

北条政子と源実朝のお墓に行ってきました。この2人のお墓は鎌倉にある寿福寺の墓地にあり、今年は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で鎌倉時代が取り上げられた影響か、平日でも参拝者が次々と訪れていました。2人のお墓は鎌倉時代独特の「やぐら」といわれる岩窟墳墓でした。

 

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お墓の場所

北条政子と源実朝のお墓がある寿福寺は、鎌倉の扇ガ谷(おうぎがやつ)にあります。
寿福寺の境内は一般公開されていないので中に入ることはできないのですが、墓地は誰でも参ることができます。

ブログ内に掲載しているGoogleマップは拡大・縮小できるので、指やマウスで画面を動かすと拡大・縮小できます。見たい大きさに調整してください。

 

行き方

徒歩

JR鎌倉駅の西口から徒歩10~15分ほどです。
Googleマップでは、お墓の場所までの経路が表示されないので、「寿福寺トンネル」を目指して歩きます。

 

寿福寺トンネル

寿福寺トンネルは岩を掘って貫通させたトンネルで、現在も生活道路として使われています。

↓寿福寺トンネル

人やバイクは十分通れるけど、車はどうかなぁという大きさ。観光でここまで車で入ってくる人はまずいないと思うけど、トンネルの先は袋小路みたいになってて道も極めて狭いから車で行かない方がいいと思います。

 

↓トンネルの裏側

トンネル裏の隅っこには住民のゴミ置き場があって写真に写りこんじゃいました。(どんまい!)

鎌倉の岩は掘りやすい地質らしく、鎌倉時代は岩を削ったり掘ったりして土地を確保していいました。寿福寺トンネルは当時の土木痕跡を感じることができる場所です。

この寿福寺トンネルをくぐって左に進むと寿福寺の墓地があります。
墓地に着いたらそのまま真っ直ぐ進んで、階段の一番上まで上がります。

墓地内に案内図がなくて、お墓の場所を知らず行った私は「はて、この広い墓地のどこにあるのか???」と不安になってしまいました。

階段を上りきったら右に進みます。

北条政子と源実朝のお墓は岩をくり抜いた岩窟式のお墓「やぐら」なので、墓地内で迷ったら山肌(岩壁)を探せばいいと思います。

北条政子と源実朝のお墓にたどり着くまでに多くの「やぐら」式お墓が並んでるから、「これかな?」「いや、これじゃないのか。あっちかな?」と紛らわしいんですが、2人のお墓の前には看板が立っているのでご安心を。

 

↓こんな感じで山肌に洞穴みたいなのがいっぱい並んでで、これが「やぐら」といわれる鎌倉時代独自のお墓です

「やぐら」のお墓は北条政子と源実朝だけなのかと思いきや古い檀家さんのお墓も多く残っていて、目指す2人のお墓は墓地の奥の方まで行ったところにありました。

↓手前が北条政子で、奥の方に源実朝のお墓がありました

 

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