生バラのアレンジ①
【ドライフラワー】
シリカゲルでほったらかしドライ
実家で地植えしているオールドローズが満開になったのでお裾分けしてもらいました。香水や精油の原料になっているダマスク香が強い品種なので物凄く香りがいいんです。なのでドライフラワーにするのがもったいないほどなんですが、ローズシロップも作ったしローズティーも楽しんだのでドライフラワーに初挑戦。
去年、アジサイのドライフラワーを自然乾燥で作ったら、干してる間にみるみる色あせしてしてしまって飾って楽しめるようなものにならなかったから今年は乾燥剤(シリカゲル)を使ってドライフラワーを作ってみることにしました。
用意する物
用意する物はいたってシンプルです。
●ドライフラワー用乾燥剤(シリカゲル)
●花が丸ごと入る大きさのタッパー
ドライフラワー用乾燥剤
私が使った乾燥剤は一袋1kgあって、2袋買ったら重たいなぁと思ったのでネットで購入しました。
ドライフラワー用の乾燥剤は様々なメーカーから色んな分量で出てます。
私が買ってみた豊田化工(株)の乾燥剤は粒子がとっても細かいから花びらの間にも満遍なくサラサラと流し入れれて、花の原型を崩さずに作業ができました。
袋の裏にはドライフラワーを綺麗に仕上げるコツや手順も書いてあります。
乾燥剤の再利用方法
豊田化工の乾燥剤の袋に書いてあるんですが、ドライフラワーで使った乾燥剤は再利用できるようです。
鍋やフライパンに乾燥剤を入れて5~10分ほど乾煎りし、乾燥剤の青色がはっきりしてきたら再生完了。
乾燥剤の処分について
乾燥剤を処分(捨てる)する方法も豊田化工の乾燥剤の袋に書いてあります。
燃えないゴミで出すか、土に混ぜても大丈夫とのこと。
乾燥剤は珪石(けいせき)から作られているから土に戻しても環境を悪化させる事はないようです。(驚きー!)
珪石を英語でsilica stoneというのも納得しちゃいました。
100均で購入できる物
タッパー
花と乾燥剤を入れて密封できる容器を用意します。
私はアジサイをドライフラワーにしたかったからダイソーで5リットルのタッパーを購入。
リビング学習マット
ダイソーでたまたま見つけて買った「リビング学習マット」
売ってる状態はペラッと平面なんですが、折り曲げると立体になるから食卓で手工芸をするときに敷いておけば汚れ防止になって重宝しそうな一品。
新聞紙や広告の紙なんかで十分代用できるけど、このマットは縁があるからカスなんかが飛び散りにくいのと水洗いもできるし100円というのが魅力。趣味のカービングやデコパージュをするときにも使えるから私にはお値打ちグッズなので数枚買ってしまいました。
ドライフラワーの作り方
乾燥剤とタッパーを用意し、花壇から花を切ってきてたら準備完了!

無農薬でバラを栽培している場合は、花びらの間やガクに虫がいっぱい潜んでいたりします。しっかり虫を払ってから家の中に取り入れてください。爪楊枝を使うと小さな虫も掻き出せます。
実家のバラはダマスク系統の強香品種だからローズウォーターそのまんまの香りがしてうっとり。
余談ですが、ローズの精油って飛び抜けて高価だからなかなか手が出せないのですが、精油(アロマオイル)や香水の原料となるローズ香料はバラの花びら1トンからたった200mlの精油しか採れないと言われているですよね。
さて、乾燥剤に生花を置いて、花びらの間にも乾燥剤を流し込んでいきます。
乾燥剤の粒子が細かくてサラサラだったので、スプーンを使って埋めていきました。
手持ちのバラを全部敷き詰めて乾燥剤に埋めていきます。
乾燥剤で埋め尽くして完了。
最後にタッパーのフタをしっかり閉じて密封します。
念のため日付も貼っておいて、1週間後にドライフラワーが完成です。
今回はタッパーが大きすぎて容器内に隙間が出来てしまったけど、タッパー内に空気がない方が乾燥しやすいと思います。なので乾燥剤を入れる容器はジャストサイズがベストです。
私は念のためタッパーをビニール袋に入れ、湿気をできるだけ入れないようにして1週間放置。
まだ1週間経ってないのでドライフラワーが出来たらブログに追記しまーす♪

ドライフラワーが完成したブログを更新しました!
■乾燥剤(シリカゲル)を使ってバラのドライフラワーが綺麗に完成!感激~
ドライフラワー用乾燥剤をネットで検索してみる
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