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自宅で活カニ料理!ズワイガニでカニ刺し・カニしゃぶ・焼きガニ&かに味噌

関西では年末から年明けにかけてデパ地下やスーパーでも生きた活ズワイガニが店頭に並ぶ時があります。近年は漁獲高が減っている影響で年々お値段が上がっている気がするんですが、近所のスーパーで活ズワイガニを見つけたので奮発して買っちゃいました!

実は年末からずっと活ズワイ蟹を狙っていたんですが、年末は値段が高くて断念。
デパ地下だと日本海産のものを売っているから1杯(1匹)1万円以上したりしてて、スーパーだとロシア産で8000円でした。

兵庫県北部の香住や浜坂なんかのカニ旅館だと1人1泊3万円前後はするから、デパ地下の活カニを買っても安くつくっちゃつくけど、やっぱり年末は高い。購入断念です。

ということで、正月明けにスーパー(パルヤマト)に行ってみたら、ロシア産の活ズワイが6000円で出てからゲット♪カニ刺し、カニしゃぶ、焼きガニ、カニ鍋を家で楽しもうと思って、2人で3杯購入。

喜び勇んで買ったのに、なんと一晩で食べきれずお鍋は翌日に持ち越してしまいました。
よくよく考えれば、カニ旅館でフルコース食べてもお鍋にたどりつく頃には結構お腹が満たされてて、〆の雑炊に至ってはもう食べれませんって状態になってるんですよね。
小梅太夫じゃないけどチックショー!

なんせ自宅で活カニを食べたのが初めてだったから、加減が分からず2人で3杯買ってみたけど、カニ刺し、カニしゃぶ、焼きカニで食べるなら2人で2杯で足りたかも。
そして、カニ鍋なら冷凍物でもいいかなと。

スーパーで生きたズワイガニを買っても家で自分で捌けるか不安だったけど、お店で解体して捌いてくれました。カニ味噌も甲羅からこぼれ出ないようにピッチリとラップで巻いてくれてたんで持ち帰るときも安心でした。

↓家であれこれ準備してから半分くらい抜き取ってから撮ったからスカスカの状態だけど、1パックに1杯分が入ってたからなかなかのボリュームでした。

3杯分ともなれば圧巻の量(笑)てんこもり~!

 

今回は自宅でカニ刺しやカニしゃぶをしたかったから1杯は脚を分断せずに持ち帰り、2杯はお店で鍋用に捌いてもらいました。

カニ刺しやカニしゃぶをするには、食べる直前に殻を外さないとね。
カニを捌いたことがなかったけど、YouTubeの動画を見たら自分でも出来ちゃいました。

 

↓参考動画

 

カニ刺しは脚から殻を全部はがし、赤い薄皮も剥がしてから身を氷水に浸けておくと身がフワッと開きます。

ズワイガニのカニ刺し

刺身で食べると身の甘さがより感じるからたまらん♪

カニ味噌も3杯分あったけど甲羅2つに分けて入れて、トロミが出るまでじっくり加熱。

卓上で両面焼き出来るロースターが便利で、カニ味噌と焼きカニを目の前で焼きつつ日本酒をくいくい飲む。

甲羅をアルミで包んで焼いたら、良いあんばいにカニ味噌が出来上がりました。
下処理でカニ味噌を軽く水洗いしたから最初はシャバシャバ状態だったけど、みりんと醤油をちょっと入れて焼いていくうちにトロみに変わり、甲羅が焼ける香ばしさも加わって絶品の仕上がりに。

↓写真で撮るとグロくて美味しさが伝わないけど、味はもだえるほど美味しかったです。

このカニ味噌の中でカニ刺しをしゃぶしゃぶして食べてみた。

ズワイガニのカニ刺し

カニ好きにはなんて贅沢なひととき。
ロシア産のズワイガニでも十分美味しかったよ~。

カニしゃぶを存分に楽しんだら、次は焼き蟹。

焼き蟹はお店で捌いてもらったものを焼きました。
お店で殻を削いでくれてたから家でそのまま焼くだけ。

これも卓上ロースターで焼いていきます。
卓上ロースターって目の前で焼き具合を見ながら焼けるから超便利。
焼き蟹は甲羅が焼けて香ばしさが出るから大好きで、塩をちょっと振って焼いくとカニの甘さが引き立って美味しいし、焼いた身をカニ味噌につけて食べてもこれまた絶品。

↓めちゃ美味しかったのに、こんなカスみたいな写真しか撮ってなかったみたい。

とにかくカニを食べ始めると手がベトベトに汚れるから写真撮るのが面倒になっちゃうのです。焼き加減やカニをほじくるのに必死で食い気が殺気立ってるから、カニを撮るのは食べる前だけになってしまいがち。

そして、最後はお鍋でしめようと思っていたのに、カニ以外にもあれこれつまんでたから満腹になってしまって鍋は翌日に持ち越しました。

さてさて、次の日、食べきれなかったカニを冷蔵庫から出した瞬間・・・

ぎゃーーーー!!!!!

カニ身がおぞまし過ぎる状態になってました。

分かります?
身が真っ黒になってて見るも無惨な、というより気持ち悪すぎる状態になったんです。
冷蔵庫に入れてたのに一晩で腐ったのか?

こっれてなんなの?と、すぐにネットで調べてみました。

黒変した原因は、 カニの身の中にあるタンパク質が酵素によって分解されていき、タンパク質が酸化したから。「チロシン」というアミノ酸が黒変化するらしいです。

ということで、カニの生身は時間が経つにつれて黒くなるようです。
でもね、見た目が悪くなるだけで味は変わらず、食べても大丈夫とのこと。

食べても大丈夫ならばと、黒化したカニ身をクンクンと嗅いでみたところ、臭いは無い。
よし、OK!
ちゅーことで、黒化が酷い部分は水洗いしてお鍋で食べてみました。

見た目が黒くて最悪だから食べるのに勇気いったけど、味は全然大丈夫で、お腹も下らず。
普通に美味しく食べられました。

活カニは捌いて時間が経つと黒化するだけでなく、身も痩せてしまうようです。捌きたてはプリプリだった身が、冷蔵庫で一晩置くとペタンコになってげっそりしてしまいました。それを見た私もげっそりです。満腹でも昨日食べときゃよかった。

カニの生身を食べ残す時は、必ず加熱しておかないと黒化してしまうことを学習しました。
加熱しても熱の加え方が甘いと黒変してしまうみたいです。
そして、冷凍カニも解凍すると黒化していくらしいので、冷凍カニも食べる分だけ食べる直前に解凍しないとダメみたいです。

カニ旅館でフルコースを食べる際も、夕食時までカニを生け簀(バケツの時もある)に入れているのはこういうことだったんだなと初めて分かりました。宿に来たお客さんに「ほら活きだぞ!見ておくれやす!」と自慢げにアピールするために置いてあるのかと思ってたけど、食べる前に捌かないと身が黒くなったり身が痩せてしまうからだったんですね。

カニの捌き方も分かったし、家で食べると贅沢食いできるのも分かったから来年も活ズワイを自宅で味わうぞ~♪

 

私が使っている卓上ロースターは「山善の両面焼きワイドグリル」です。
食卓に置けて目の前で焼き加減を見ながら焼けるのがなんせ便利で、台所で自分だけ焼き係しなくていいから重宝してるロースターです。魚の干物、サンマ、鮎の塩焼きなんかを数人で食べるときも使ってます。お値段もお手頃なんで、どんなものか気になる方は検索してみてください。

 

 

 

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