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お花も食べられるスイートバイオレットでスミレシロップを作ってみた!

スイートバイオレット(ニオイスミレ)
八重咲きのパルマスミレでシロップ作り

 

香水やお菓子などの香料の原料にもなっているスイートバイオレット(ニオイスミレ)を育ててみたくて去年小さなポット植えの苗を2つ買って育ててみました。初めて育てたのに驚くほど増殖して、花がいっぱい咲きました♪せっかく咲いた花ですが、試しにと思ってスミレのシロップを作ってみました。

 

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スミレシロップ作り方

花でシロップを作るのが初めてなのでドキドキしましたが、台所に立って仕込むと10分ほどで完成。実にあっけない。

スミレの花は食べられるエディブルフラワー なので、まずはプランターに咲いたスミレを摘み取ります。
Wikipediaのニオイスミレによると、種子や根茎には神経毒のビオリン等を含むらしいので、花と額だけを摘み取って使いました。

 

↓白と紫の花を合わせてこれくらい採れました(ボールの半分位)ニオイスミレ八重咲きスウィートバイオレットのパルマスミレでシロップ作り

 

軽く水洗いします。

花が36gだったので、お鍋にグラニュー糖30gとお水を少しれて砂糖を溶かし、そして花を投入。

花はあっという間にクタ~となるので、火を止めて余熱で火を通しました。ジャムのようにグツグツ煮るとせっかくの香りが飛んでしまうので。

ニオイスミレ八重咲きスウィートバイオレットのパルマスミレでシロップ作り

なんだか見た目が残念な仕上がりになってしまい我ながら衝撃を受けたのですが、味見をしてみたらこれが美味!

取りあえず味見で、お水で割ってみました。

ニオイスミレ八重咲きスウィートバイオレットのパルマスミレでシロップ作り

ニオイスミレ八重咲きスウィートバイオレットのパルマスミレでシロップ作り

素敵じゃないですか?
お鍋の状態から見事に変身!挽回できました♪

スミレの香りも生きているし、素敵なシロップです。

でもね、お水やサイダー、ジンなどのお酒で割って飲むには甘さが足りませんでしたので、お水を少々とグラニュー糖をどばっと足してもう一度火にかけました。そして粉状のペクチンも投入してちょっととろみもつけてみました。(果物を煮詰めると果糖なんかでとろみがつくのですが、花を煮てもとろみはつきにくいのでペクチンを足してみました)

粉状のペクチンってスーパーでは見つけることができなかったので、私はいつもの富澤商店で購入しました。スーパーにない食材は富澤商店で大概調達できるのでめっちゃ助かってます。

お菓子・パン作りの材料器具専門店・富澤商店TOMIZで検索

 

やはりカロリーなんて気にせず砂糖を増やすと美味しさが増しますね。

最初の味見では甘さが足りなくて、コップにスミレシロップを多めに入れてないと飲めたもんじゃなかったのですが、砂糖を増したらコップにシロップを入れる量が少なくてすみました。

お花も全部食べられるので、寒天を入れてゼリーにしても見栄えしそうです。

そうそう、お花の食感って独特です。噛むとキュッキュッする感じが私は好き。
まだスミレのつぼみがあるので第2段が咲いたらまたシロップにしちゃおうかなと思います。

 

我が家のパルマスミレ

苗を買ってから知ったのですが、普通の一重咲きニオイスミレと八重咲きのパルマスミレはなんと別物らしいのです。花が咲くなら八重咲きの方が豪華かなと思って買ってみたのですが、苗の性質が一重咲きと若干違うとのこと。香りも違うんでしょうね。いつか一重咲きのニオイスミレの苗も手に入れてみたいと思うのですが、近所のホームセンターではニオイスミレの苗がどこにもないのがネック。パルマスミレの苗もネットで購入しました。

ニオイスミレとパルマスミレの写真や特徴、育て方については、NHK趣味の園芸を参考にどうぞ。

 

↓最初に植えた元株(親株)は中央部分で、両端の株は元株からランナーで増えた子株ニオイスミレ八重咲きスウィートバイオレットのパルマスミレ

ニオイスミレ八重咲きスウィートバイオレットのパルマスミレ

白い花の方は親株よりも子株の方がモリモリに育ったのですが、紫の方は親子共にモリモリに育ちました。

花は茎をグーンと伸ばして垂れるように咲きます。子株はプランターから溢れ出て育っているので花が終わったら春にまた植え替えないといけません。植え替えすればするほど株は増えるけど置く場所がないからほどほどにしないとなぁ。春は植え替え祭りです。やれやれ。

ニオイスミレ八重咲きスウィートバイオレットのパルマスミレ

 

ネットでは一重咲きも八重咲きも区別なく一緒のようにニオイスミレやスウィートバイオレットと書いて売ってたりします。どちらも宿根草で春先に咲くのですが、耐寒性が違うようです。一重咲きの方が耐寒性が強く、八重のパルマスミレは耐寒性が弱いとのこと。私は関西で育てているのですが、プランターで育てて無事に初冬を越冬し、この春に花がいっぱい咲きました。大寒波などで雪が降りそうな日は寒さ除けでビニールを被せたりしましたが、それ以外は普通に屋外で育ててます。

また、ニオイスミレは種ができるそうですが、パルマスミレは種ができないのでランナーで増やしていきます。(ランナーは元株から触手のように伸びる茎)

そして、気になる香りなのですが、パルマスミレの説明としては「花の香りが甘くて強い」と書かれていますが、うちのパルマはそこまで香りが強くなかった(涙)。ニオイスミレは一輪咲いただけでも良い匂いがすると見聞したのでめちゃくちゃ楽しみにしていたのですが、ちょっとガックリ。香りは日当たりが関係するようで、うちのベランダは冬の日当たりがよくないせいかも。まぁ、花に顔を近づけてクンクンすると良い香りはするけど、なんとなく青臭い香りも混じっているような・・・。

とりあえずいっぱい咲いたから、いっぱい摘み取ればそれなりに良い香りがするんじゃないかと思ってシロップを作ってみました。

 

2022年2月1日に神戸三宮のフラワーショップ潤に行ってみたらパルマスミレが1苗280円で売ってました!ネットだと600円前後してるので安さに驚きました。このお店の苗木は入れ替わりが激しいのでパルマスミレを常時取り扱って訳ではないのであしからず。

 

自宅での趣味の記事はこちら→おうち時間

 

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