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バンコクのファランポーン駅でシャワーを浴びて快適な旅をしよう!シャワー利用時のあれこれをリポートします

 

ファラポーン駅構内にはシャワー室があります!
汗でベタ付いたまま寝台列車に乗たくないよー、空港に向かいたくないよー、という方にオススメです。私はバンコクのファランポーン駅(クルンテープ駅)からチェンマイまで寝台列車に乗る予定だったので、寝台車に乗る前に駅のシャワー室を利用しました。

乾期の2月でもバンコクの日中は30度を越える蒸し暑さで汗ばみます。長距離旅の前にシャワーを浴びて服も着替えたらめちゃくちゃスッキリ快適になったので、シャワー室を利用する時に持参すると便利な物や注意点などをあれこれ紹介していきたいと思います。男女別のアドバイスがありますので、タイで旅行される方の参考になれば嬉しく思います。

 

ファランポーン駅の正式名称はクルンテープ駅なのですが、地元の人にはファランポーンという呼び名で親しまれています。また、バンコク駅と呼ばれたりもするので呼び名が3つもありますが、同じ駅になります。

 

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シャワーの場所

シャワー室はトイレと同じ場所にあり、駅構内の端っこにあります。
駅構内では「トイレマーク」を探して行かれるといいかと思います。

クルンテープ駅(ファラポーン駅)の見取り図が地球の歩き方「タイ」に載っていて、とても分かりやすいので参考になさってください。

 

シャワー料金

有料で10バーツでした。
ちなみにトイレも有料で3バーツだったと思います。

トイレの横にカウンターがあって、通り過ぎようとしたら「トイレ?シャワー?」と声をかけられます。
ここで10バーツを渡してシャワー室に入ります。

シャワー室は男女別になっているので女性でも安心して利用できます。

 

男女共通事項

シャワーは全て個室ブースになっています。

個室内は広くて綺麗なのですが、脱衣所がないので個室内で着替えとシャワーの両方をすることになります。タオルを掛けられるバーがあるので(フックではない)着替えやタオルが掛けられます。S字フックを持参すればビニール袋が掛けられるので、ビニール袋に着替えやタオルと入れておけば濡れなくてよいです。

 

タイのトイレには荷物掛けがない所も多いので、S字フックを持参しておくと何かと便利でした。カバンに1個入れておくといいですよ。

 

シャワーブース内で着替えるので足下が水でビタビタです。スニーカーではなくビーチサンダルをはいてシャワーを浴びると濡れた足でも着替えがしやすいのでオススメです。スニーカーの場合は、脱いだ靴が濡れないように個室ブース内の端っこに置くように。(タイの宿には部屋履き用のスリッパがないところも多いので、ビーチサンダルをスリッパ代わりに使えるので持参すると便利かもしれません)

お湯は出ません。水シャワーです。
時間制限はないのでゆっくり使えます。
2月でも日中は30度越えの汗だく状態なので水シャワーでも耐えられました。

タオル、石鹸、シャンプーなどの備品は何もありませんので要持参です。

シャワーブースは結構広いのですが個室内にスーツケースやバックパッカーのリュックを持ち込むのは厳しいかもしれません。荷物を丸ごとビニール袋に入れて持ち込めば濡れている床に置いても大丈夫かも?

上の見取り図にも書かれていますが、駅構内にベンチがいっぱいあり、ベンチが置いてある構内はクーラーが効いています。荷物が多かった私は友達と交代で荷物当番してシャワーを浴びました。

 

女性へのアドバイス

女性室はかなりの個室ブースがあったので私は並ぶことなく入れました。
(2月上旬の平日18時すぎに利用)

タオル、石鹸、シャンプーなどの備品は何もないので、メイク落としや洗顔などは持参してください。
ドライヤーが使えそうな場所がないので、髪を洗ったら自然乾燥になります。
寝台列車に乗る場合は、車内の電源を利用して持参ドライヤーを使うのもありかも。(列車内は冷房がガンガンに効いているので濡れ髪で風邪を引かないようにしてください)

 

男性へのアドバイス

これは私の近くにいた男子グループの会話に聞き耳を立ててゲットした情報になります。
どうやら女性シャワー室よりもシャワーブースが少ないようで、女性よりも待ち時間がえらく長いようでした。というのも、タイ人の利用が割とあるみたいで、タイの男性はとにかくシャワー時間が長い!と日本人の男子グループが嘆いていました。タイの男性は1人15~30分はシャワーブースから出てこないそうです。その上、外国人はちゃんと並んで順番待ちしているのに、その横をフラ~っとすり抜け、シャワーブースが空くとシレっと順番抜かしして入ってしまうらしいのです。常連のタイ人は順番抜かしする上になかなか出てこないようなので、順番抜かしをされないように通せんぼして自分の順番をしっかり確保して下さい。1人でも先に入られると待ち時間がグンと延びるので死守しましょう。

あれば便利なものリスト

●タオル(これは必須)
●ビーチサンダル(脱ぎ履きしやすい濡れても大丈夫な靴)
●S字フック
●着替えやタオルを入れるビニール袋
●洗顔石鹸、シャンプー、クレンジング等

 

駅構内での防犯対策

ファランポーン駅構内はクーラーが効いていて涼しいしベンチもいっぱいあるしシャワーも安いし快適~♪なせいか、1日の大半をここで過ごしていそうな方もいますので荷物や貴重品には気をつけてください。というのも、駅にいる人やベンチに座っている人が全員電車待ちしているとは限りませんし、バンコクに限らず外国の主要鉄道駅は置き引きやスリなどが多い場所になります。ファランポーン駅でも警備員(警察かな?)も巡回しているのを見かけましたので用心するにこしたことはありません。

タイ国民が直立不動になる時間

毎日、朝8時と夕方18時にタイの人の動きがピタッと止まります。
1日2回公共施設や交通網などのスピーカーから国歌が流れ、歩いている人は立ち止まり、座っていた人は立ち上がってタイの国家と国王に敬意を表す時間になります。

私も9日間タイを観光していましたが、この場面に遭遇したのはファランポーン駅だけでした。友達がシャワーを浴びに行っている間ぼんやりベンチに座っていたら突如音楽が流れ初め、わらわらとみんなが立ち始めたので何が起こったのかと思いました。噂で聞いていた国歌の時間で、私は外国人だからいっか~と座っていたのですが、ほぼ全員が立ち上がっているときに自分1人座っていられなくてやっぱり立ちました。

タイには1日2回国民が直立不動になる時間があり、国歌が終わるまで誰も動かないという光景や風習もいいものでした。そしてタイの国歌を初めて聞いた機会にもなりました。

 

バンコク⇔チェンマイを寝台列車で移動しました。車内のことをブログで書いていますので、よければ参考にしてください。

 

タイの寝台列車【車内設備や盗難対策】を紹介★1等車編 バンコク⇔チェンマイ

 

タイの寝台列車【車内設備や盗難対策】を紹介★2等車編 バンコク⇔チェンマイ

 

バンコクのフアランポーン駅が閉鎖になりそうです

2021年11月に都市鉄道SRTレッドライン(Red Line)が新たに運転を開始するのに合わせ、フアランポーン駅の閉鎖が計画されています。レッドラインは2021年7月に開通し、11月から営業運転を始めるとのこと。レッドラインは、バンスー中央駅~ランシット駅及びバンスー中央駅~タリンチャン駅を結ぶ2路線で、開通に合わせて早ければ今年11月にフアランポーン駅が閉鎖になる可能性が出ています。計画が固まり次第ニュースが出てくると思われますが、フアランポーン駅を利用される方はご注意下さい。

 

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