スポンサーリンク

評判や口コミを踏まえてLCCノックスクートでタイ旅行!ノックスクート搭乗記や注意点など

ノックスクート

 

タイに行ってみたいな~と長年思いつつ、やっと行くことができました。
え?LCC格安航空機で行けるの?飛行機代が思っていた以上に安いじゃないか!と気づき、航空券の検索をし始めました。関空からバンコクまでのフライト時間は5~6時間程度だし、時差も2時間しかないので安かろう悪かろうのLCCでも耐えうるかも?というのが決め手になりました。

調べてみると、関空⇔バンコク路線はLCCが何社か運行しています。知りませんでした。
LCCの中でも安くて口コミも悪くなかったノックスクートに乗ってみることにしたので、その搭乗体験を踏まえて感じたことを書いていきたいと思います。

 

スポンサーリンク

ノックスクートってどんな航空会社?

長距離国際線を運航する格安航空会社としてタイの格安航空会社「ノックエア」とシンガポールの格安航空会社「スクート」の共同出資で設立されたようです。バンコクへは成田と関空からの発着になります。
成田便は1日2便あり、関空は1便しかありません。
私は関空からの往復便を利用しました。

 

関空発バンコク行きの便は朝が早い!!!

私が予約した便は、関空 午前8時55分発。
予約する時点で、空港に7時に着ける交通手段があるのか?と不安がよぎりました。

ノックスクートは出発1時間前にチェックインカウンターが閉まります。
近年はLCC人気だし、外国人利用客も激増していて手荷物検査場や出国審査で長蛇の列になりがち。
出発2時間前には空港に着いているのがベストです。

私の地元発の空港バスでは始発に乗ってもチェックイン締め切りギリギリの到着になるので、梅田発の空港バスに乗れば間に合うかもと思って航空券を購入しました。予約&購入はノックスクートのホームページからしました。

ところが、搭乗の一週間ほど前にノックスクートから【 [IMPORTANT] Your flight has been  】というメールが届きました。

確認すると、出発時間が8時30分に変更になったから注意してねという内容。
そもそも私は空港に7時に着けるか否かがボーダーラインラインなのに、6時半に空港に着けるわけねーだろ!と血の気が引きました。(チェックインは出発1時間前まで可能なので7時30分までに関空に到着すればよいのですが、万が一のことに備えて私は2時間前に到着しておきたかったので)

出発が早まることもありえるので、予約を検討する際には十分気を付けてください。

★出発時間の変更はLCCに限らず、他の航空会社でもたまにあります。時間変更等の連絡はメールで届くので、メールは漏らさず確認してください。

 

チェックイン

チェックイン開始は出発2時間前から始まります。

私の搭乗機は8時30発だったのですが、私が関空に6時に着いてしまったのでチェックインカウンターはまだガラガラ。待ち時間なしでチェックインできました。(私は前もって座席指定していたので、窓口での座席のやり取りはナシでした)

手荷物の重さチェックはなかったのですが、機内持ち込みの荷物に黄色いタグをつけられました。

ノックスクート、機内持ち込み手荷物、手荷物タグ

 

早朝の関空は閑散としていて人は少ないしお店も開いていません。空港内の照明もやや暗い感じがしました。

 

↓出国手荷物検査場もガラガラ。まったく人影がない手荷物検査場は初めて。いつもなら長蛇の列ができているのに嬉しい限り。

 

出国チェック後の免税店や飲食店の営業

パスポートチェックなどの出国手続きも早々に終わったので免税店で時間をつぶそうと思っていたのですが、閉まっていました。免税店で開いているのはごくごく一部で、各店舗の店員さんたちは7時すぎから7時半くらいに来るといわれました。

カフェや飲食系のお店も7時すぎから7時半くらいのオープンでした。

関空の早朝は閉まっている店舗がほとんどと思って行った方がいいです。

 

機内の座席

私は機内後方の広めの座席を事前に予約していました。
座った時のゆとりは十分!(横幅は普通のエコノミー席と変わりない感じでした)

↓黒いズボンをはいているので分かりずらいですが、普通に座った状態で膝が前の座席につかないノックスクート、機内座席

 

↓足を組んでもまだゆとりアリ♪嬉しいよ~♪

ノックスクート、機内座席

 

↓普通の座席にも座ってみました。やはり狭い。背の高い男性はきつく感じるかも?
ノックスクート、機内座席

エコノミー席は身長160㎝の私が普通に座った状態でこぶし一つ分ほどの余裕あり。
足を組むと膝が前の座席に当たりました。

ノックスクート、機内座席

 

私が予約した機内後部の広め座席やエコノミー席にはモニターがなく、USBなどで充電できるコンセントもありませんでした。座席についているのは手元灯とCA呼び出しボタンのみ。

 

ちなみに、行きのフライト時間は6時間ほどで、帰りは5時間ほどです。

 

機内食

LCCなので機内食は実費払いになります。

ノックスクートの機内では飲食物は持ち込み禁止とのこと。

行きの機内アナウンスでは日本語で喋ってくれなくて、タイ語とタイ・イントネーションの英語案内だったので飲食物の持ち込み禁止が分からず知らずだったので、空港で買ったおにぎりやお茶を機内で食べてしまいました。CAさんが気付かなかったのか注意されなかったのですが、帰りの機内アナウンスでは日本語で「持ち込んだ飲食物を機内で食べるのは控えてください」と言っていました。

機内食は種類豊富でしたよ。(けど私は注文しなかったので味やボリュームはわかりません)
価格はバーツ表示なので、バーツで現金払いかクレジットカードで支払うのかな?

 

メニューの一覧です。(ややピンボケですが)
赤い四角で囲んだのが値段で、バーツ表示になっています。
1バーツ=約3.5円で、クレジットカード払いだと3.7円くらいになるかもしれません。

ノックスクート、機内食

ノックスクート、機内食

ノックスクート、機内食

ノックスクート、機内食

 

接客など

さすが海外のLCCだけあって、CAさんはタイらしい辛みのきいたスパイシーな接客に感じました。
え?意味が分からない?
日系航空会社のCAさんだと物腰柔らかい言い方をされますが、ノックスクートのCAさんはビシバシと上からものを言ってきます。私たちは「お客様」というよりは「CAの言うことに従え」的な接客です。日系LCCの接客も会社によってピンからキリなので、ノックスクートの接客が特別どうこうとは思いませんでした。格安航空機なのでこんなもんかなと割り切って乗りましょう。

タイで観光していると日本人感覚ではあり得なかったり驚くことも多々あるので、ノックスクートで優しい接客をしてもらえなくてもめげてはいけません。

私が目にしたスパイシーな接客は、一緒に行った友人A子ちゃんが飛行機に乗り込むときに搭乗券の半券をどこかに突っ込んでしまって手に持っていなかったんです。そしたら座席番号が書いてある半券を提示するまで乗せれないと飛行機ドアのところでシャットアウトされて泣く泣く半券を探していました。

これまた友人A子ちゃんなのですが、機内で肘掛けを上げて座っていたんです。飛行機が着陸態勢に入ったのでCAさんから肘掛けを下ろして元の位置に戻すように言われました。ですが、A子ちゃんはCAさんの言っている事が分からずポカン。するとCAさんがめっちゃ怖い顔になってきて「肘掛けを下ろしなさい!」と英語で言われたようです。あんな顔して言わなくてもいいやん・・・と凹んでいましたが、私は爆笑。

私も機内で手荷物の置き場所のことでCAさんに「そこに置かないで!」とビシっと英語で言われました。

それから、私が搭乗してすぐに機内のトイレに入ろうとしたら「使用禁止」で入れませんでした。
乗客の乗り込りこみがほぼ終わって飛行機が動き出す直前の束の間なら使用できたので駆け込みました。
離陸までにトイレを使えたのは2人ほど。3人目に並んでいた人の時点でシートベルト着用の点灯がつき、それでも3人目の人がトイレに入ってしまうとCAさんがドアをゴンゴンとノックして「早く出て!トイレはもう使えないのよ!」と中の人が出てくるまでキツイ語調の英語で言ってました。タイ人訛りの英語だからキツくきこえるのかなぁ。なんせ、CAさんから注意・指導を受けるときは厳しい語調に感じました(笑)ちなみにトイレはごく一般的なエコノミー席にあるトイレです。

私がノックスクートに乗った時は新型コロナ肺炎が大流行中の時で、機内でマスクをしていない客がいると「マスクは?持ってないならこれをつけなさい」とマスクを手渡しているCAさんもいたので、嬉しくたのもしい接客だとも感じました。

CAさんの目につくような行動をしなければ快適なフライトになると思います。総じて接客は手厳しめな感じがしたので心して乗ってください。そんなこんなで私はタイ風スパイシーな接客と感じました。

 

早朝に関空に着くには

なんせ関空発の時間が早いので、予約する際には十分検討してください。

私は予約後に出発時間が早まったので、えらいこっちゃと関空に行く交通手段を検索しまくりました。

梅田発の空港バスは朝4時から運行していて、梅田発だと5時、6時台はなんと10分間隔で出発しています。これなら飛行機に間に合うかも!と思ったのですが、自宅から梅田に行くまでの電車が動いてない・・・。

そのうえ、これだけ空港バスがピストン運行しているということは乗客がそれだけ多いいか?という不安がよぎぎったのでバス会社に電話してみました。
不安的中で、外国人観光客の利用が物凄く多いようです。なので、何台かバスを見送らないと乗れない時もあるとのことでした。私が乗りたい日が中国の春節が終わったばかりだったので、そのことも聞いてみました。春節期間中はもちろんのこと、春節の前後でも中国の方は多いらしく、春節が終わっても梅田発の空港バスは並ぶ可能性大とのことでした。

なんやかんやと検討した結果、私は乗り合いタクシーで関空に行くことにしました。
MKタクシーが自宅から関空まで乗せて行ってくれるんです。
ただし、神戸・芦屋・京都エリア限定。(このエリアでも送迎不可な場所もあります)
神戸・芦屋からは荷物込みで2500円で送迎してもらえます。
自宅もしくは送迎エリア内でピックアップで、予約した人を拾いながら空港に向かいます。
なので、乗る順番によってお迎え時間がまちまちで、乗る前日にMKタクシーさんから「明日は何時にお迎えに上がります」と電話があります。

安いLCCを予約して、ちょっと割高な送迎タクシーで空港に向かうというなんともちぐはぐな出発になりましたが、スーツケースをガラガラ引きながら電車に乗って、梅田をダッシュで走って空港バスの行列待ちをすることを思えば楽できました。

乗り合いタクシーなので仕方ないのですが、芦屋で5時前にピックアップしてもらい、関空に6時に着きました。4時起きです。むしろ関空到着が早すぎになってしまい、雨降って時固まる的な・・・。ははは。

 

バンコクのドンムアン空港到着後

両替

両替は日本でするよりタイに着いてからした方が換金率がいいです。
タイの空港はレート悪めで、街中の両替屋さんの方がレートいいです。

とは言っても空港から市内に行くための交通費がいるので3000円ほど空港で両替しました。

ドンムアン空港ではあちこちに両替屋さんを目にしました。
まず、飛行機を降りてからの入国審査前にあります。
次は、預け荷物を受け取る回転台エリアにありました。
そして、スーツケースを受け取って出た出口の前あたり。

タイの両替レート表示は日本で見るレート表示とは異なり、初めてタイで両替したので1バーツが何円なのかさっぱり分かりませんでした。慣れない方は注意してください。

写真を撮り忘れたのですが、日本円をバーツに両替するときは「BUY」のレートを見ます。
「0.2818」「0.2845」「0.2860」というような小数点の数字が表示されています。
この小数点の数字が大きいほど換金率が良くなります。

1000円を換金する場合、1000円×0.2818=281.8バーツ になります。

空港内だとどこで換金するのがベストレートだったのか分からず仕舞いでしたが、入国審査が30分はかかりそうな行列になっていたので私はとりあえず入国審査を先に済ませ、スーツケースを受け取ってから換金しました。

 

入国審査の行列

私が訪タイしたのが新型コロナ肺炎が大流行している時で、中国が団体旅行を禁止している最中でした。
その影響で中国人観光客がビックリするほど少なかったのですが、それでも入国審査に30分ほど並びました。

友達がお盆休みに行ったときは1時間以上列に並んだと言っていました。

中国人の海外旅行先No1が日本で、No2がタイらしいです。
今回私が行ったときは中国の団体さんがいなかったのですが、入国審査の窓口のうち3~4つは「中国人」と書かれていたので、通常だとかなり混雑しそうな感じがしました。

入国審査では指紋と顔写真が撮られます。

並んでいて感じたのが、機内で渡される「入国・出国カード」の記入漏れがあると通してもらえずその場で書かされます。宿泊ホテル名や住所なども書かされます。そんな人がポロポロいてるので待ち時間が出てしまう感じがしました。私も初めてタイの「入国・出国カード」を書いたのですが、入国だけでなく出国時の便名なども書くようになっていて、入国審査が終わると審査カードの半分(出国カード)を渡されます。この半券は帰りの飛行機に乗るまで捨てないようにしてください。ホテルのチェックイン時に提出を求められる時もありましたし、帰りの出国時に必要になります。

 

バンコク・ドンムアン空港から日本に帰国する際の注意点

チェックインカウンターが激込み、鬼行列になるので注意してください。

バンコク→関空は1日1便しかなく、23時40分発のみ。

21時頃に空港に着いていたのですが、チェックイン開始の21時半にカウンターに行ったら既に唖然とするほどの行列になっていました。タイ通の人によれば、タイ人は早く並びがちらしいです。

出発2時間前のチェックイン開始と同時に行っても40分は並びました。(既にチェックイン業務開始している感じがした)満席状態でも窓口が3つほどしか開いてないのが混雑の原因かも。

主国審査後に免税店で買い物したい方は2時間半前に並ぶのがよいかもしれません。そしてノックスクートは出発1時間前にチェックイン手続きが閉まるので、ギリギリに到着すると焦りそうです。

ちなみに、ドンムアン空港での機内持ち込み荷物には黄色いタグは付けられず、重さも計られませんでした。私の預けスーツケースは19キロだったので特に問題なくチェックインは完了。

 

総合評価

初めてLCCで海外に行きましたが、ノックスクートはまた利用してもいいかなと感じました。
私が乗った便は定刻離発着で、バンコク発の離陸はちょっと遅れましたが到着は予定時間よりも早く着陸しましたし。

LCCだと座席の狭さの不安があったので、ちょっと広めの座席を指定したので座席の不満もなし。

スマホを充電するコンセント穴が座席になかったのですが、ポータブル充電器を持参していたので特に困らず。

CAさんの接客は手厳しいものを感じましたが、運賃が安いし個人的にはまた利用してもいいかなといった感じでした。

 

コメント