バンコク⇔チェンマイを寝台列車で移動しました。タイで初めて寝台列車に乗る方は車内の設備や防犯など色々と気になることがあると思います。どうなんだろう?と思う疑問や不安な事をあれこれリポートしたいと思います。私目線ではありますが、寝台車旅を計画される方の参考になれば幸いです。
私が乗った寝台車は、新型の1等車と旧型の2等車でした。
今回は旧型の2等車の車内設備や防犯対策について書いていきます。(新型の1等車については別記したいと思っています。)
バンコク⇔チェンマイの寝台列車は途中いくつもの駅で停車するので、途中の駅から乗車もできますし、途中で下車することもできます。この路線の寝台列車は旅行客にとても人気があるので早めの予約が望ましいです。1等室はあっという間に予約済みになりやすく、2等室も埋まりがちです。予約はインターネットできますので、タイ国鉄のオンラインサービス『e-TSRT』にアクセスしてください。

始発もしくは終着駅となるバンコクの駅は、ファランポーン駅になります。ファランポーン駅の正式名称はクルンテープ駅なのですが、地元の人にはファランポーンという呼び名で親しまれています。ですが、バンコク駅と呼ばれたりもするので呼び名が3つもある駅になります。
寝台列車の乗り方
タイの国鉄には改札がありません。
電車に直接乗り込んで、車内で乗車券のチェックを受けます。
乗車券
私はタイ国鉄のオンラインサービス『e-TSRT』で座席を事前予約し、自宅で乗車券をプリントアウトして行ったので乗車するときは手間いらずでした。
インターネットで予約すると、メールでeTiket(乗車券)が添付されて送られてきます。
これをプリントアウトして電車に乗りましょう。
印刷したeTiketが乗車券になるので駅の窓口に寄る必要はありません。
車内で車掌さんがチェックしに来るので、印刷したeTiketを見せればオッケーです。
電車に乗る
タイの国鉄には改札ゲートがないので、荷物を持って直接電車に乗り込みます。
乗車券にプラットホーム番号や何号車なのかが書いてあるので自分で確認しもって乗ります。
寝台列車はと~っても長く先頭車両が見えないほどなので、自分の車両まで頑張って歩きましょう。
自分の乗車券に書かれている車両番号を探して乗ります
旧型2等室の車内ベッドと座席
旧型の2等車の中はこんな風になっています。
車内は2段ベッドでカプセルホテルみたいな感じになっています。
下段ベッドは窓がありますが、上段ベッドは窓がありません。
値段は下段の方が少し高めになっていて、ベッドの場所や上下段などは予約時に自分で選べます。
始発駅から乗った場合、ベッドメイクはまだされていません。
ベッドメイクは電車が動き出してお客さんが夕食を食べ終わった頃に始まります。
そのため、発車後しばらくは上段ベッドの人も下段の座席で座ることになります。
満席状態でなければ空いている席に座ってても大丈夫です。
ベッドメイクが終わってもまだ空席が目立つのですが、途中の駅でワラワラと乗ってくる人がいるので朝起きてみるとかなり埋まっていました。なので、ベッドは予約した場所で寝ましょう。
ベッドのシーツ、枕カバー、上掛けはクリーニングされてアイロンも掛けてあったのでとても清潔感がありました。ニオイも気にならず。
腰痛持ちの私ですが、マットレスも悪くなくて寝心地も良かったです。
朝起きたときに体が痛いということもありませんでした。
↓倍速再生にしていますが、動画を撮ってみました
車内の照明は一晩中暗くならず明るいままです。
寝るときは個々でカーテンで締めて寝るのでプライベートは確保できます。
明るさや音が気になる方はアイマスクと耳栓があればかなり違います。
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