京都・桜の名所
【岡崎疎水】
オススメお花見スポット
無料で楽しめるお花見散策
平安神宮がある岡崎周辺のお花見に行ってきました。琵琶湖から疎水が流れ込んでる場所なので岡崎疎水とも呼ばれるエリアです。疎水は運河みたいな感じで鴨川につながっていて、約1.5kmほどあります。その疏水沿いに桜並木が続いています。
疎水沿いの桜は疎水にしだれるように盛り盛り咲いてて見応えあるボリュームです。
私は関西に住んでることもあって子供の頃から京都には何度も行ってるので、今回はあえて拝観料や入園料がかからない桜巡りをしてきましたが、とっても楽しめました。
場所
京都市京セラ美術館や京都市動物園の横を琵琶湖の疎水が流れています。
この疎水沿いに桜並木が続いてるので、写真を撮りつつ自分のペースで歩きながらお花見が楽しめます。
ブログ内に掲載しているGoogleマップは拡大・縮小できるので、指やマウスで画面を動かすと拡大・縮小できます。見たい大きさに調整してください。
この辺りは飲食店も多いからランチやお茶休憩もできますよ。
京阪電車や地下鉄東西線で来て散策する人もいるし、私が前回のブログで紹介した白川筋の桜を堪能しつつ白川沿いを歩いて岡崎の疎水まで来る人もいます。
↓白川筋から岡崎疎水までのルート
十石舟
岡崎疎水では、桜が咲く春限定で十石舟が運行されます。
水上から桜を眺めることができるこの十石舟も凄く人気です。
私も趣味でカヌーするから水上から桜や紅葉を見るとひと味違う景色が楽しめるから船を見つけるとつい乗りたくなります。今回は時間の関係で十石舟に乗れなかったけど、姫路城でお花見した時に和船に乗って桜と城をお堀から堪能できただけに京都で十石舟に乗れなかったのが残念でした。遊覧船はたいがいガイド付きなんで地域の解説が聞けてより楽しめます。
ここの十石舟は平安神宮の大鳥居の横を通るので桜と鳥居のコラボレーションが良いんです。
十石舟のサイトに十石舟めぐりの写真が出てます。
乗船の場所については公式ホームページでご確認下さい。
周辺の見どころ
この岡崎疎水の近くには平安神宮や蹴上インクラインといった桜の名所もあるので、歴史や神社仏閣に興味がある人にも無い人にも人気のお花見スポットです。
古跡の見どころとしては、平安神宮や京都市動物園がある岡崎の地は、平安時代後期に院政を始めた白河上皇の御所(白河院)や法勝寺(ほっしょうじ)があった場所で、保元の乱では崇徳上皇らが白河院(白河北殿)に陣を置き、夜襲を受けて敗戦した地でもあります。歴史好きであれば当時を想い馳せながら史跡巡りが楽しめる場所です。(残念ながらほとんど石碑しか残ってないんですが)
また、白河上皇の全盛期には、高さ81メートル・9層の八角九重塔がこの岡崎にそびえ立っていて、スカイツリーのような巨大建築物だったんだとか。「登れば鷲や鷹の飛翔と同じく仰ぎ、見下ろせば飛ぶ鳥が見える」と言われたほど、当時の人々の度肝を抜く建物だったようです。その八角九重塔は今の京都市動物園の場所にあったとされています。(当時の地図はこちら)
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