後生掛温泉の源泉「オナメ・モトメ」
見どころスポットの「オナメ・モトメ」は後生掛自然研究路の初めの方にあります。
オナメ・モトメは後生掛温泉の源泉で、この地を後生掛と呼ぶようになったといわれている場所。
ある男性の本妻さんとお妾さんが身を投げたといわれているそうです。怖い伝承だ。。。
看板によるとオナメ・モトメは噴気口と書いてあるから、ガスの吹き出し口だったのかも?上の写真は違うかもなので(私の記憶が怪しい)現地で要確認です。スミマセン。
ちなみに、左の大きいガス噴出孔がモトメ(本妻)、右の小さい噴出口がをオナメ(妾)らしいです。
オナメ・モトメという名称は何故か妾が先で、本妻の方が後なのがなんだかなぁ。
紺屋地獄(湯沼)
紺屋は染物屋のことで、泥池が染料を煮ているように見えるので「紺屋地獄」と命名されました。
泥池の泥は、天然蒸気の成分の硫黄が地表に出る時にできた硫化鉄が沈殿した物と、岩石の変質物が混ざり合った物らしいです。同じような泥池は、後生掛自然研究路内のいたる所にあります。
マッドポット
マッドポットとは、ガスと一緒に泥が噴き出してくるの噴出孔で、94度と高温なので興味本位でうっかり近寄ったり手を出すと大やけどします。
高温なので注意書きの看板も立ってます
泥が灰色なのは、吹き出す蒸気に硫化鉄や硫黄が少ないからだそう。部分的に赤褐色に見えるのは、鉄を含む温泉沈殿物。
泥火山
マッドポットから噴き出るガスや泥が激しいと、噴出した泥が積み重なって泥火山を形成します。
泥火山の大きさや高さはまちまち。
「八幡平ビジターセンター裏の泥火山」を見に行った時に、泥火山を見るなら後生掛自然研究路の方がお勧めですよと係員さんに言われたんですが納得です。後生掛自然研究路は何もかも規模が大きくて段違いです。
小坊主地獄
先ほどの紺屋地獄を通り過ぎるとマッドポットが辺り一面に広がるエリアに移り変わり、小坊主地獄エリアになります。噴気孔やマッドポット、温泉が大小様々な音を立てて噴出しています。
泥湯のぬかるみ地帯で、生コンクリートを流し込んだ様な所にマッドポットの穴があちこちにが空いてて、湯気も立ち上ってます。
↓マッドポットを覗くと底からボコッボコッとガスが出てました。
まるで別の惑星に来たかのような景色で、秋田の山奥にこんな荒々しい場所があるとは思いもしませんでした。
↓余りにも噴出活動が激しすぎて遊歩道を浸食してしまって通行禁止になってる場所もあり。
↓遊歩道の杭の根元も泥化しててグラついてるのもあったりで。
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