赤いヤガラは高級魚!
海でシュノーケルやダイビングをする人なら一度は目にしたことがあるであろうヤガラを初めて食べました。
ヤガラといえど、今回食べたのは高級魚とされるアカヤガラです。
アカヤガラ
ヤガラは体も口も長~い魚で、海の魚でも一風変わった見た目の魚です。
温かい海でよく見かけるヤガラは黄色やグレーや縞模様といった魚体が多いけど、実は赤いヤガラは高級魚として取り扱われています。
私もスキンダイビングで奄美や沖縄地方の海に潜るけど、赤いヤガラはまだ見たことがない魚。
海の水面を泳いでる細長い魚はダツが多いです。
ダツは光に反応して突き刺してくるから、夜にライトを照らして泳ぐ時は注意!
私はヤガラ自体まだ食べたことないんですが、アカヤガラは高級魚で料亭とかでないとお目にかかれないと聞いていたから一度は食べてみたいと思っていました。
そしたら、ふらりと行ったデパ地下でなんと見つけたのでした。
年末のデパ地下だけにちょっと勇気のいる値段だった(涙)
アカヤガラの一般的な値段が分からないから、やけに高く思っちゃいました。
だってヤガラよ?
1780円って・・・。
でもね、せっかく出会ったアカヤガラなので購入~。
ラップを取ると赤いヤガラちゃんがお目見え♪
アカヤガラの旬
アカヤガラの旬は秋~冬らしいのですが、年間を通じて捕れるようです。
おそらく寒い時期の方が脂がのってるんでしょうね。
真夏にシュノーケルで泳いでてもヤガラは結構な頻度で見かける魚です。
アカヤガラの食べ方・調理方
アカヤガラは捨てる部分がないと言われるほど丸ごと美味しく食べられます。
新鮮なものだと刺身で食べても美味しいらしい。
私が買ったアカヤガラは鍋用にぶつ切りにされていたから刺身では食べなかったけど、塩焼きと鍋で食べてみました。
あとは、煮付けや天ぷらでも美味しいそうです。
アカヤガラの塩焼き
アカヤガラは白身で、臭いもクセもないのでフライパンで塩焼きにしてみました。
塩を振りかけて焼くだけ。
安っぽい皿で写真を撮ってしまったことを後悔です。
1780円もした魚なのに、これじゃ高級魚に見えないし美味しそうにも見えない。
塩焼きで食べた感想は、ほんとクセがまったくなく、皮も薄くて(ウロコが無い?)気にならないから皮も身と一緒に食べられて美味しい!
フグほどではないけど弾力がある身で、フグと鯛を併せ持ったような食感で、味は鯛みたいな感じ。
これは天ぷらにしても美味しいだろうと思いました。
アカヤガラのお鍋・出汁
頭から尻尾まで切り身全部を昆布出汁の鍋に投入。(酒もちょっと入れてみた)
初アカヤガラだったから、魚の味や旨みを感じたくて野菜とかは後で入れました。
この鍋の写真も素っ気なくて美味しそうに見えないけど、美味しかったです。
鍋にすると身はホロホロで柔らかく、頭や長い口はゼラチン質でトロトロ。
鍋で食べても臭みやクセは全くないからどんな味付けでも楽しめます。
今回はポン酢で食べてみました。
与那国島の民宿に泊まったときに、黄色いヤガラを釣って調理して食べてた人がいたので、赤ヤガラでなくても食べられそうです。なぜ赤ヤガラだけが高級魚扱いになってるのかが不思議。
★動画も編集してみました!
シュノーケルしながら泳ぎ釣り
シュノーケルで泳ぎながら釣りが出来る釣り竿もあります。
泳ぎ釣りの釣り竿「海見釣り君 みづりくん」については過去ブログで書いているので気になる方はご覧下さい。
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