絵馬がブラックジャックだけあって医療系志願者や病気平癒祈願で訪れる人が多く、季節限定や手塚治虫コラボの御朱印も人気。お花を浮かべた花手水舎も見どころ
宝塚の見どころ
宝塚散策オススメスポット
【伊和志津神社】

宝塚市伊孑志(いそし)にある伊和志津神社は歴史ある古神社で、加藤清正の逸話もあるといいます。
宝塚は手塚治虫ゆかりの地でもあるので伊和志津神社の絵馬はブラックジャック!
医療系の合格祈願や病気平癒を願って参拝する方が多いのですが、御朱印も凝っていて種類が豊富なので御朱印ファンも多く訪れる神社なのです。
また、マタニティキーホルダー付きの絵馬もあり、安産祈願で訪れる方もいます。
寒い冬でもお花を欠かさない花手水もあるので、この神社に訪れるだけで何故かほっこりと心が和むものがあります。
場所
伊和志津神社は兵庫県宝塚市にあり、最寄り駅は阪急電車の逆瀬川駅(さかせがわ)になります。
あの有名な宝塚大劇場は宝塚駅にあり、伊和志津神社へは逆瀬川駅から歩く方が近いです。
私は瀬川駅から伊和志津神社まで歩き、参拝後は宝塚大劇場まで歩いて宝塚ホテルでティータイムしてきました。
逆瀬川~宝塚南口~宝塚界隈は美味しい飲食店が多く、ちょっと入ってみたくなるようなお店(小物やブティック、セレクトショップ等)も多いので歩いて散策すると楽しいです。
↓伊和志津神社から宝塚大劇場までは徒歩20分弱
伊和志津神社は境内が広いので出入口がいくつもあります。
神社の出入口は後述することにして、まずは伊和志津神社の見どころや魅力についてご紹介。
伊和志津神社の歴史
伊和志津神社は古代から朝廷と深いつながりがあり、由緒深い宝塚随一の古社とされています。
そして戦国武将の加藤清正の逸話も残っているといいます。
加藤清正が朝鮮出征の時に生け捕りにした虎を連れて帰ってきて、広い境内の伊和志津神社の藪で飼うことになったそうです。
伊和志津神社の境内は3,000坪あり、本殿は市指定の文化財となっています。
伊和志津神社のご祭神はスサノオノミコト(須佐男命・嵐の男神)。

スサノオノミコはアマテラスオオミカミ(天照大神・太陽の女神)の弟で、アマテラスと同じく天上界の神でしたが、天上界を追放されて地上の神様となりました。
スサノオは暴れん坊で有名な男神で、日本神話で有名な天照大神を天岩戸に閉じこもらせてしまった原因を作った張本人。なんですが、八俣の大蛇を退治したりと英雄的存在でもあり、日本初の和歌を詠んだとも言われていて非常に多彩な面を持つ神様。
↓日本神話の神々の家系図(神の家系図には天上の世界と地上界がある!)
※スサノオノミコトを祀る神社は日本各地にあります。
御利益・祈祷
伊和志津神社でのご祈祷の詳細は神社ホームページでご確認下さい。
↓ご利益一覧
花手水舎
神社参拝に訪れたらまずは手や口を手水舎で清めます。
手水舎にはお花が浮かべられていて、この神社の趣をここで感じられます。
寒い真冬の平日に行ったのにも関わらずお花が浮かべられていたのでちょっと感動。
アジサイの時期には多くの寺社で見られるけど、真冬でも手水舎に気を配られているのは珍しいですよね。
この神社の温かさというか安らぎ感は花手水舎だけでなく、境内のちょっとした所でも見受けられました。
木の根元に可愛い動物たちが。
実にさりげなく置かれてるから気づかない人もいるかも?
絵馬がブラックジャック!
伊和志津神社の絵馬は手塚治虫のブラックジャック!
宝塚は手塚治虫先生のゆかりの地でもあるんです。
絵馬には「医療成就」と書かれているので、医療系志望者の合格祈願や病気を治したい病気平癒を願う方が多く訪れています。
↓お守りや御朱印などをお願いする社務所の前にはドデカイ絵馬も掲げられていました。
手塚治虫の詳細については、ウィキペディア(Wikipedia)や公式ホームページをご覧下さい。
多彩な御朱印
伊和志津神社の御朱印は実に多彩で、この御朱印も人気です。
「花ノ宮朱印」は月ごとにデザインが変わるのでコンプリートしたくなりますよね。
↓手塚治虫の特別朱印もありました。これも集めたくなる!
叶守(かないまもり)
人には言えない内緒のお願いを託せる「叶守」というお守りもあります。
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