スポンサーリンク

トライタンボトル(Tritan)を100均でも見つけた!安全性が高いと注目される新素材プラスチック

Tritan(トライタン)の安全性
BPA・BPSの危険性や人体への影響

 

 

ナルゲンボトルのブログで、にわかに注目されているプラスチックの新素材・Tritan(トライタン)を取り上げたので、今回はトライタンの安全性とか、プラ製品の添加物に使われているBPA(ビスフェノールA)やBPS(ビスフェノールS)についてもうちょっとだけ書いてみようと思います。

 

専門家でない私が個人的に調べたものですが、興味がある方は読んでみてください。現代生活でプラ製品を排除した生活はできないけど、子育て中の人は割と気にかけてるという話も聞いたので注目点をピックアップしてみました。

 

 

スポンサーリンク

BPA・BPSについて

冒頭に書いたBPAは「ビスフェノールA」のことで、BPSは「ビスフェノールS」の略称です。
BPAもBPSもプラスチック製品を作るときに添加する化学物質で、加工しやすい利点があるから普通に使われている物質。

ところが、1997年頃にBPAが健康に害があるものとして報告され始めました。
日本ではいまだにその危険性が広く認知されていないからプラスチックの安全性について私も全く気にしたことがなかったけど、BPAもBPSも発ガン性・甲状腺疾患・生殖機能などに悪影響が出ると海外ではもう何年も前から警鐘が鳴らされてるらしいのです。どうやらアルツハイマー病・痴呆症状も進める危険性があると新聞にも掲載されたこともあるみたいで、大富士製紙さんが「環境ホルモンに関する安全性の問題」あれこれをウェブサイトに掲載してたりします。

「BPAフリーって何?プラスチック容器から溶け出す有害物質のリスク」というコラムにもその弊害が分かりやすくまとめてあって、それを読むとこれからはプラ容器の素材をちゃんと気にして使わないと気持ち悪いなと感じるようになりました。

コロナ禍になって100均とかで「消毒用アルコール対応スプレーボトル」と書かれて売られているのを見て「え?消毒用アルコールって普通のプラ容器に入れたらダメなん?」って初めて思ったほど私はプラスチックに無頓着でした。

このブログで取り上げるまでBPAやBPSの言葉すら知らなかったから「100均でプラ容器がいろいろ売ってるから超便利!」と思ってポイポイ買っては食品や化粧品を入れて気にせず使ってました。

とはいうものの、BPAやBPSの弊害を知ってしまったが故に神経質になりすぎてもしんどいから、食材を保存するタッパー、ビニール袋、ラップ、電子レンジで温める器に関しては気をつけようと思います。

あと、買い物したときに必ずもらうレシートの感熱紙からもBPAが皮膚を介して吸収されるケースも考えられるそうです。体内に入っても蓄積性はなくて大部分は24時間以内に尿などから排出されることが分かってると書いてあるけど、どこまで信じていいのやら。

再生紙からもBPAが検出されているみたいなんで、エコなのか毒なのかもう訳分からん状態。BPAやBPSのリスクを知ってても半ば諦めて生活しないと仕方ないのかなぁ。

 

Tritan(トライタン)

そして近年、BPAやBPSを使っていない新素材のプラスチック・Tritan(トライタン)が注目を浴びています。

トライタンって何?については、「ナルゲンボトル」のブログでいろいろ書いたので割愛しますが、トライタンの特徴やどんな物が商品化されているかは木村容器さんのサイトでアピールされています。(素人の私があれこれ言うのも野暮なんで製造会社さんのウェブページ見るのが手っ取り早いw)イーストマンという会社のウェブサイトにもBPAやBPSのことやトライタンの安全性について書かれてたので参考になりました。

 

100均のトライタンボトル

トライタンというプラ素材を知ったばかりなのに、というか知っていたからこそ目に付いた物がありました。

100均でトライタンボトル(Tritan)を見つけた~♪

Can★Do(キャンドウ)という100均で売ってたトライタンボトルは大きさが何種類かあって、私は530mlと380mlを買ってみました。色や柄もバリエーションありました。

ラベルにはTritan(トライタン)、BPAフリーと書かれてました。

ボトルの底には、このボトルの取り扱い注意点などが書かれてます。

キャップを外してみると、中フタが付いてて取り外しが出来るようになってます。

キャップはナルゲンと同じくパッキンが無いです。

 

↓中フタをはめるとこんな感じだから飲み物が注ぎやすかったり、飲みやすくなったりする。

上下どっちの穴が飲み口になるのか・・・?
私は山型の穴が下になるのかと思って使ってるけど。(違ったらごめんなさい)

 

↓中フタにはツマミがあるから、このツマミを持ち上げると簡単に中フタが取れる仕様になってます。

 

ナルゲンボトルと大きさを比べてみました。(ラベル貼ったままだけど)

(左)ナルゲンは500ml、(右)100均は530ml。
見た目はナルゲンがどっしり感があって、100均一の方がスリムです。

強度はナルゲンの方がしっかりした感じがしました。
ボトルをグッと握ってみたところ、ナルゲンは厚みがあるのかビクともしないけど、100均ボトルは若干へこむ感じがしました。とはいっても、100均ボトルもトライタンだから強度はそれなりにあると思います。一般的なペットボトルに比べたらぜんぜん強度も耐久性もありそう。

 

トライタン商品

100均でトライタンのワイングラスとシャンパングラスも見つけました。
税込110円だからガラスのグラスよりもやや小さい感じがしたけど、お花見やアウトドアの時に使うと紙コップで飲むより美味しく飲めそう。今年の桜シーズンは宴会OKになるのかなぁ。

割れないワイングラス

ネットで検索してみるとワイングラスもいっぱい出てきました。
飽和ポリエステル樹脂と書いてあったりするけどトライタンです。

 

 

あと、無印良品でもトライタン製の「クリアマグボトル」というのを見つけました。
クリアマグボトル

無印良品のボトルは飲み口が凝ってる分、ナルゲンボトルと比べるとやや重さを感じたけどスタイリッシュ。

 

コメント