関西・和歌山の世界遺産
【丹生官省符神社】
高野山の観光・見どころ
丹生官省符神社は高野山の開祖・弘法大師 空海が816年に慈尊院を開いた際に創建し、丹生明神と高野明神の2柱を祀ったといわれています。
ご祭神の丹生都比売大神(にうつひめのおおかみ)は、伊勢神宮の内宮に祀られている天照大御神(あまてらすおおみかみ) の妹とされています。
丹生官省符神社は霊峰 高野山の登山口でもあり、高野登山者が登山の奉告と道中の安全を祈願して行かれるそうです。
2023年は弘法大師 空海の御誕生1250年にあたるので、記念御朱印が頂けるようです。
神社の詳しい由緒については、ホームページでご確認頂ければと思います。
場所
すぐ近くにある慈尊院(世界遺産)と一緒に参拝する方が多いようで、慈尊院とは階段で行き来できますが駐車場は別々にあるのでご注意を。
ブログ内に掲載しているGoogleマップは拡大・縮小できるので、指やマウスで画面を動かすと拡大・縮小できます。見たい大きさに調整してください。
行き方についてはホームページでご確認下さい。
駐車場
無料駐車場があります。
慈尊院とは階段で行き来できますが、石段が119段あってキツイです。
車で来た人は神社の駐車場に止められるので119段の階段を上り下りする必要がありません。
丹生官省符神社と慈尊院をつなぐ階段
丹生官省符神社の下にある慈尊院とは階段で繋がっているので双方から行き来できますが、石段が119段あります。この石段は九度山町指定文化財になっています。
↓慈尊院の境内に丹生官省符神社行ける階段があります。(写真中央)
↓慈尊院から神社側を見上げた様子で、丹生官省符神社は上にあります。
この階段の中腹辺りに鳥居があり、鳥居から下の階段は1748年に妙寺の田村伝助から寄進され、上部の階段は多くの氏人からの浄財によって1753年に造られたそうです。
一ノ鳥居
この階段の中腹辺りにある石造りの鳥居が一ノ鳥居です。
この石造りの大鳥居は1705年に槙尾明神神社の参道に造られたものですが、明治43年(1910年)の神社合祀に伴って大正10年(1921年)にこの場所に移築されたらしいです。
二ノ鳥居
119段の階段を登り切ると丹生官省符神社の朱色の鳥居が現れ、視界が一気に広がりました。
大きくて立派な鳥居。
拝殿・本殿
拝殿は朱色ではなく、以外と地味?
拝殿の外見は派手さはないものの拝殿の中は奥行きがあってとても広く感じました。
奥に朱色の本殿が見える様はとても尊いものを感じ、願いを唱えると神様が聞いてくれてるような雰囲気でした。
拝殿から本殿まで距離があるため、この距離感がなんとも良かったです。また、拝殿が地味なせいか奥の本殿がかえって厳かに見えるのも趣がありました。
狩場明神と空海の出会いの絵馬
空海と狩場明神がここで出会い、狩場明神の尊い導きによって開山できたのが高野山金剛峯寺らしいです。その空海と狩場明神の出会いの絵馬が拝殿の左手にあります。
天気が良ければこの場所から霊峰 高野山を遥拝する事ができます。
境内から北側に出ると、高野山に至る町石道があります。
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