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神戸の岡本梅林公園で観梅!2月下旬から3月上旬が見頃

関西の梅林
秀吉の頃から梅の名所だった岡本梅林公園

 

長年神戸に住んでいたのに岡本に梅林があるのを最近知り、初めて行って来ました。規模は大きくない梅林ですが、電車の駅からほど近いので気軽に行きやすいのでお散歩がてらに行くのがちょうど良い感じ。平日の15時過ぎに行ったのですが天気がとても良かったせいかそこそこの人出がありましたので、休日は賑わいそうです。

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場所

最寄り駅は阪急電車の岡本駅で、岡本駅から歩いて8分ほど。10分かからない距離でした。

阪急電車よりももう少し南側にJRの摂津本山駅がありますので、JRでもアクセス可能です。

ブログ内に掲載しているGoogleマップは拡大・縮小できるので、指やマウスで画面を動かすと拡大・縮小できます。見たい大きさに調整してください。

最寄り駅からの行き方

岡本梅林公園は山の手の住宅街の中にありますので坂道を上がっていかないと行けないのですが、阪急岡本駅から徒歩8分ほどなので息をゼェゼェ切らすほどのことはありませんでした。

阪急やJRの駅の西側に川があるのですが、その川沿いに坂道を上がっていくと【(梅林)岡本公園】という看板が何か所かにあったので迷うことなくたどり着けました。

公園の駐車場はありません。周辺は住宅が建て込んでいて近隣の道も狭いので路上駐車はできません。車で行く際は近隣のコインパーキングを探してください。

梅林MAP

岡本梅林公園は山の斜面に作られているので公園内も高低差があります。
公園内の遊歩道はなだらかなスロープになっているので歩きやすいのですが、公園上部の展望台に行くには階段もありました。

 

梅林の様子・規模など

園内には、紅梅・白梅・しだれ梅など約40品種、約200本の梅の木が植えられています。この中には太宰府天満宮から譲り受けた菅原道真公ゆかりの梅もあるそうです。

私が行ったのは2月の最終週で公園の梅は満開でしたが、早咲きの梅はもう散っていました。

 

神戸っ子には馴染みがある六甲山イノシシですが、その猪除けのフェンスが公園の出入口に設けてあります。馴染みのない人はギョッとするかもしれませんが、柵をグッと押すと開閉できます。

 

園内は遊歩道に沿って梅が植えられていて色とりどりの梅が咲いて華やかでした。

しだれ梅は人気があり、多くの人がこぞって写真を撮っていました。

園内はスロープの遊歩道があるので歩きやすく、ベンチも所々にありましたがどれも満席。

 

↓公園の上部に展望台があったので行ってみました(写真中央部)

展望台からは梅林を上から眺めることができて、神戸の街並みや大阪湾を挟んだ大阪も見渡せます。

 

↓写真中央に写っている細長い建物は大阪南港にある大阪府庁?

 

公園内の注意事項

 

岡本梅林公園の歴史

昔から「梅は岡本、桜は吉野、みかん紀の国、栗丹波」と唄われ、羽柴秀吉もこの岡本梅林に訪れた記録があるそうです。1798年(寛政10年)の「摂津名所図会」にも岡本梅林が載るほど梅の名所だったとのこと。明治維新後も岡本の梅は有名で、全村各戸に梅の木を植えて相当広い範囲に梅の木があり「梅の中なる岡本の里」という記述も残っていて、国鉄(今のJR)が臨時停車場を設けていたほど観梅名所だったようです。

これほどの名所だった岡本梅林ですが、昭和13年の阪神大水害で山が崩れ、戦時中には神戸大空襲で梅の木が消滅し、戦後は土地開発で住宅地化されてしまって梅の名所だった面影がないほどになってしまったという歴史があります。ですが、昭和57年に地域の方々の尽力で梅林が復活し、2011年には梅林の拡張やバリアフリー整備が行われて現在の公園になったようです。

今や岡本の山の手は高級住宅地となっていますが、昔は梅林が広がってのどかな所だったんですね。昔はそれほどの観梅名所だったとはちっとも知りませんでした。

ひとことメモ

岡本梅林公園内にトイレはないようでした。

ビニールシートを敷いてお花見をするようなスペースはなく、ゆっくりされる方はベンチに座ってお花見をされていました。

阪急・JRの最寄り駅周辺には飲食店や雑貨屋さんがいーっぱいあるので食事や買い物も楽しめると思います。スーパーもあるのでお弁当やランチには困りません。(梅が満開の時期は公園内のベンチは満席状態だと思われるのでお弁当の持ち込みはご注意ください)

岡本梅林公園のホームページもあります。開花状況などはこちら

 

西宮市の甲東梅林や六甲アイランドの梅林に行ったブログも書いてるのでぜひご覧下さい♪
兵庫県西宮市|甲東梅林には梅の開花状況を確認してから行こう!
神戸の超穴場な梅林!六甲アイランドのシティヒル梅林でゆったり観梅

 

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