- 奈良時代に創建された満願寺は源氏の祈願寺でもありました。紅葉も美しく、金太郎のモデルになった坂田金時のお墓もあります
川西の見どころ・観光
清和源氏ゆかりの寺
【満願寺】
兵庫県川西市にある満願寺に紅葉を見に行ってきました。
満願寺は奈良時代に開創された歴史ある寺院で、弘法大師・空海の真言宗で、清和源氏ゆかりの祈願所でもありました。
日本昔話で有名な「金太郎」のモデルである坂田金時のお墓も満願寺にあります。
満願寺の紅葉と坂田金時のお墓を参拝してきた様子をブログでご紹介!
満願寺の歴史
●兵庫県川西市の満願寺は、奈良時代に聖武天皇の命によって勝道上人(諸国に満願寺を建立した)が摂津国の満願寺として千手観音を本尊に開基したと伝えられています。
●そして、968年(平安時代)に源 満仲が川西市の多田に居を構え、満願寺は源氏一門の祈願所になりました。
その後、源 満仲の息子の源 頼光が金太郎を家来にします。金太郎は坂田金時と改名し、頼光の四天王となって活躍します。
●鎌倉時代には、後醍醐天皇の勅旨によって勅願寺(ちょくがんじ)となります。
(天皇や上皇の発願で国家鎮護・皇室繁栄などを祈願する祈願寺となった)
●足利幕府成立後も将軍家の祈願所として保護を受けて栄え、繁栄期には49棟もの院坊があったそう。
※満願寺の歴史についてはお寺のホームページにも掲載されています。
場所
ブログ内に掲載しているGoogleマップは拡大・縮小できるので、指やマウスで画面を動かすと拡大・縮小できます。見たい大きさに調整してください。
行き方
満願寺はどの電車の駅からも離れていますが、阪急バスの停留所がお寺の前にあるので、バスで行くと楽です。
満願寺は山の上にあり、電車の駅から歩いていくと30分以上坂道を上がっていくことになるので、かなり疲れるかと思います。
満願寺へのアクセス詳細はお寺のホームページでご確認下さい
今回私は紅葉も楽しみたいと思い、宝塚から川西に抜ける森林をハイキングをして満願寺に行きました。
阪急宝塚線の山本駅から歩き始め、宝教寺→最明寺滝→満願寺→雲雀丘花屋敷駅(または川西能勢口駅)というコースで歩きました。阪急山本駅からの行き方については宝教寺や最明寺滝のブログに書いています。
駐車場
お寺の前に参拝者専用駐車場(無料)が2ヶ所あります。
広い駐車場ですが、行事がある時は混むかもしれません。
お寺の駐車場前にはコンビニの「ヤマザキYショップ 満願寺山田商店」があるので分かりやすいと思います。
↓第一と第二駐車場があります
↓第一駐車場
満願寺の境内マップ
境内の主な建物は下図の①~⑨になります
★印の辺りに坂田金時(金太郎)のお墓がありました
満願寺のホームページに見やすい境内地図が載ってます。
トイレ
境内にトイレあります
入山料・拝観料・拝観時間
●入山料 100円
●拝観料 300円
↓山門を通って参道を歩いていくと浄財箱があるので入山料を納めます。
●拝観時間・・・堂内の拝観は9時~16時30分までですが、参拝はいつでも大丈夫なようです。
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