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宮古島|隠れた名所「添道サガリバナ」夜に咲く、甘い香りの一夜かぎりの儚い花

宮古島にサガリバナの群生地があります。「添道(そえどう)サガリバナ」と呼ばれていて、公共交通網がない場所にあるので車でないと行きにくいのですが、夏になると夜にサガリバナが咲き乱れる光景が見られます。最盛期になると鈴なり状態で咲くので、サガリバナ特有の柔らかく甘い香りも堪能できます。この群生地は遊歩道沿いにサガリバナの木があるので自分の目線間近で鑑賞できる上に、ライトアップもされているので夜に咲くサガリバナが妖艶に映ります。歩きながら存分にサガリバナ鑑賞ができる超オススメスポットです。

夜の観光スポット
【サガリバナ】車で夜のお花見に行こう!
宮古島の添道サガリバナ群生地

 

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開花時期

6月下旬~7月中旬

桜の開花と同様に年によって開花時期が微妙にズレます。
私の目安としては桜の開花が早い年はサガリバナも早めに咲き始め、桜の開花が遅い年はサガリバナの開花も遅いような気がします。

サガリバナはブドウを引き延ばしたように(九尺藤みたいな感じ)長い房に蕾が鈴なりについていて、咲いた花が一晩で散ってしまっても毎日次々と花が咲きます。満開の時期になると一房に重たいほどに咲くのでとっても美しいです。そして、香りが物凄く甘いんです。人ですらうっとりする香りなので、夜にもかかわらず虫がブンブンと寄ってきます。刺さることはめったにないと思いますが、虫嫌いの人は御用心下さい。(虫はサガリバナの蜜集めに必死なので人が叩かない限り攻撃してこないと思われます)

いっぱい咲くと香り立ちもイイ♪

宮古島の添道サガリバナ群生地

宮古島の添道サガリバナ群生地

↓この年は開花が遅くて蕾が多く、せっかく行ったのに寂しかったです。

開花状況の問い合わせは宮古島環境クラブさんへ。電話0980 -72 -2686
過去の開催パンフはこちらを参考にどうぞ。

 

開花時間

サガリバナの花は夜に咲き、一夜限りで散ってしまいます。
日が落ちて暗くなり始める頃に咲き始め、朝日が昇る頃にはポトっと花ごと落ちていきます。一晩のうちに全力で精一杯咲いて散っていく様はなんだかジ~ンときちゃいます。

奄美大島、名瀬、サガリバナ

サガリバナの花は可憐なのに華やという見た目だけでなく独特の甘い香りも魅力なんです。
その甘い香りは夜が深まるにつれて強く深い香りになっていきます。

ですので、サガリバナを見ようと思ったら、日が落ちた夜から日の出前に行くこと。

朝には花が全部落ちていて茎と房だけの状態になり、地面一杯に花が落ちていますs。これはこれで綺麗で、早朝だと落ちた花にもまだ香りが残っています。

奄美大島、名瀬、サガリバナ

お昼に行くと、落ちた花はしぼんでしまっていて香りもほとんどありません。
必死にクンクン嗅いだらかすかに香るけど。
奄美大島、名瀬、サガリバナ

↓早朝に行ったら落ちた花にまだ香りがあったので残り香を堪能しました奄美大島、名瀬、サガリバナ

花はややピンクみが強いものと白っぽいものがあります。花の色は木の個体差によるみたいです。
個人的な感覚ではピンク系の方がやや香りが強い感じがしないでもないかなぁ。

サガリバナは受粉率が低いそうなので、花をちぎって持ち帰ることは避けましょう。

実は、ハイビスカスの開花も1日限りではかないんです。サガリバナほどの注目度がないので気の毒だけど。年中咲くし、あっちこっちに咲きすぎてるからでしょうか。

 

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