カヤックの片づけ方
カヤックを片付けるときもいたって簡単で、空気を抜いて、水気を拭いて(乾かすのは家でもOK)、折りたたんでバッグに収納するだけ。
私は来年の春までもうカヤックを使わないから、しっかりと干してから収納しました。で、完全に乾燥できる仕様になっていることに気づいて感動!安いだけでない使い勝手の良さがありました。
デカトロンのカヤックは2重になっていて、カバーの内側にビニール素材の浮き本体が入っています。
カバーにファスナーや空気を入れる栓が付いているので、ファスナーを開けて空気栓を取り外してしまえば、カバーと浮き本体が完全に分離できます。
カバーと浮き本体を分けて干すことで乾燥時間が短縮できたし、完全に乾かすことができました♪
↓空気栓を根本から外してしまいます。
↓拡大
空気栓を外したら、カバーの内にあるビニールの浮き本体をズルリと引き出すことができます。
この作業は外でした方がいいです。
カヤックを使った後はカバーの内側にも水がいっぱい入っていて、ファスナーを開けると水がボトボト出てきました。
↓廊下でやってるけど、乾かした後にやってます。
こんな感じでイカの皮を剥いでるかのように中から白い本体が出てきます。
カヤック本体丸ごとカバーが外せたし、座席もカバーが外せました。
ビニールの方はタオルで水を拭いてしまうと、程なく乾いてしまいます。
カバーは水をかけて汚れを落としてもいいし、ぞうきんで水拭きしただけでも汚れが落とせました。カバーの中に残っていた水も拭いたら乾きやすくなったので、外で裏表しっかり乾かして私のカヤックちゃんは来期までお休みです。
取り扱い説明書
カヤックの組み立て説明書も載せておきます。
PDFファイルの説明書はこちら
修理キット
カヤックが破けた時の応急修理キットも同梱されています。
が・・・、使い方がよく分からないのと、肝心の接着剤が同梱されていないという「いざというときに役に立つのか?」という代物。
↓説明書と修理キット
説明書は図解のみ
よく分からなかったからお店の人に聞いてみました。
使い方はですね、
写真の赤い囲みのキットが透明シール(多分これはシールだろうと言われました)になっているので、これで破れた所を塞ぐ。
そして青い囲みのキットを目隠しとして貼り付ける。ということでした。
でも、この目隠しカバーを貼り付ける接着剤は自分で用意しないといけないみたいです。デカトロンの空気カヤックは購入後2年間は無料保証してくれるので、破損した時はすぐにお店に連絡した方がいいと思います。
私は別のカヤックで沈した時に穴が開いた事があって超焦った経験があるんです。四万十川を下っている時にカヤックに穴が開いしまい、まだ川下りの工程が残っているのに水が進入してくるから冷や汗ものでした。そんな経験もあるから、私は接着剤を自分で用意してカヤックと一緒に持っていこうと思います。ちょっと前にマリンシューズを修繕した時に買った水に強い接着剤が使えそうなんで応急処置に持っていこうかな。(この話はブログに書いてるんで見てみてください)
モンベルにもカヤック修繕用の接着剤の取り扱いがあるようです。(税込770円)
乗り心地
最後に、実際にデカトロンの「ITIWIT 空気式クルージングカヤック」に乗ってみた感想です。
見た目も大きいカヤックですが、乗ってみても大きく感じました。
空気で膨らませる仕様なので、カヤック経験者だとゴムボート的な乗り心地に感じるかもしれません。
座席も空気を入れるから座位が高く感じました。私がいつも使っていたアルフェック(ARFEQ)のカヤックだと水面との距離が近いから乗ったときに水面との一体感があんですが、デカトロンのカヤックはゴムボートに乗って浮いている感があります。
とはいっても、パドルを漕いだらスムーズに進むので推進力に違和感はありませんでした。ダム湖でしかまだ使ってないんですが、湖で乗る分には問題なく楽しめました。ただ、安定感に若干不安を感るので私は湖やダム湖での使用にとどめておこうかと思っています。
海での長距離ツーリングにはちょっと不向きな感じが否めないかな。横流れ防止ボードが船底にあっても海は風や潮の流れがあるから私の腕前では沖で乗るには勇気がいります。海でも湾の中だったりビーチから離れずに遊ぶ分には大丈夫そうなので、ビーチ遊びの時は持っていきたいと思ってます。
荷物は前にも後ろにも積めるので防水バックに荷物を入れておけばカヤックでピクニックランチやコーヒータイムも楽しめます。カヤックでしか行けない場所に上陸して一服するのは至福のひとときです。
カヤックのブログもいくつか書いているので、よければ読んでみてください。
購入方法
直営店に行けるならお店で実物を確認して買うのがベストですが、遠方でお店に行けない人はネットで購入も可能です。
●デカトロン直営店で買う(千葉、西宮の2ヶ所)
●デカトロンのホームページで購入
●楽天ショップなどの通販サイトで買う(保有ポイントがあれば割引料金で購入可能です)
そうそう、ちなみに私はパドルは他社のものを使っています。
モンベルやデカトロンで売ってる安いパドルはやや重たいんで、もうちょっと軽くて長時間漕いでも疲れにくいパドルをネットで買おうと思っています。友達がPoint65 Easy tourer(ポイント65 イージーツアラー ) のパドルを何年も使っていて私も使わせてもらってるんですが、値段、重さ、耐久性なんかも良いので自分用のカヤックを買ったついでにPoint65のパドルを改めて買いたいと思います♪
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