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三室戸寺のアジサイは2万株50種!万華鏡の中にいるような景色に感動

京都宇治の見どころ・観光スポット
関西|紫陽花の名所「三室戸寺」

 

 

宇治にある三室戸寺のアジサイを観に行ってきました。2万株の多種多様なアジサイが咲く様子は期待以上でした。自分がアジサイの万華鏡の中にいるかのような光景が広がっているので写真を撮っても画面に納まりきらないほど。さすがアジサイ寺と称されるだけあって、ジメジメとした梅雨の鬱陶しさを忘れさせてくれるなんとも素晴らしい境内でした。

 

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場所

平等院鳳凰堂などがある宇治の観光中心地からやや離れた場所にあります。
下の地図の赤ピンは三室戸寺の入口を指しています。

住所:京都府宇治市莵道滋賀谷21
電話番号:0774-21-2067

 

ブログ内に掲載しているGoogleマップは拡大・縮小できるので、指やマウスで画面を動かすと拡大・縮小できます。見たい大きさに調整してください。

 

 

行き方

電車、バス、タクシーなどの公共機関でアクセスできます。
また、お寺には広い駐車場(300台)があるで車で行くことも可能です。

詳しくは三室戸寺のホームページをご確認下さい。

 

駐車場

拝観料とは別に1回500円の駐車場代金がかかります。

駐車場はとても広く、混み具合によって随時駐車エリアを解放していくようです。春にツツジを観に行った時は空いていたので駐車場は2面しか開放していなかったのに、アジサイの方が人気なのか有名なのか、かなりの混雑ぶりで駐車場を全面オープンしていました。

私が行った時の駐車場の様子ですが、平日の10時前に着いたら広い駐車場が既に8割ほど埋まっていて驚きました。私がアジサイを見終わって駐車場を出る頃は駐車場は満車になっていて、入り待ちの車の列ができていました。車で行く場合は駐車待ちが出るかもしれませんので、公共機関を利用して行くのがよさそうです。

↓三室戸寺の駐車場は広いのですが満車になります。

 

アジサイの見頃・開花状況

アジサイ園は期間限定の開園となっていて、見頃を迎える頃に一般公開されます。

2021年(令和3年)は桜の開花がとても早かったので、他の花の開花も早まっているようです。2021年は6月1日に開園となり、7月11日まで。

アジサイの開花状況はお寺のホームページ「本日の庭園」で確認できます。

 

混み具合

例年6月中旬ともなると三室戸寺のアジサイは平日でも混むようです。
私は平日の10時に着いたので混雑なく楽しめたのですが、それでもお寺を出た頃(多分11時半頃)には入口で大行列化していました。

↓私が入場した時は空いていた境内

 

↓私が帰るときには大行列!(平日)

アジサイ園は朝8時半から開くので早起きは三文の徳になりそうです。

 

アジサイ園の規模(本数)

アジサイ寺とも言われるほどの三室戸寺だけあって2万本のアジサイが植えられてます。種類も50種ほどあるらしく、 西洋アジサイ、額あじさい、柏葉アジサイ、幻の紫陽花・七段花などがぎっしりと咲いています。

↓境内の看板には1万株と書いてありますが、現在は2万株あるようです。

 

境内の地図はこちらをご覧下さい。

 

アジサイ園の様子

杉林の間にアジサイが植えられていているので程よい日陰と日差しがとても良い景観を生み出しています。

色とりどりのアジサイがぎっしりと咲いているのでどこを撮っても絵になりすぎてしまいます。

アジサイって花が大きくて色も種類も多いので見栄えが豪華。私は自宅でもアジサイを何種類か育てているほど好きなので、アジサイ園でウキウキしっぱなしでした。

庭園内には遊歩道が設けてあるので、くまなく歩いて観ることができます。三室戸寺の庭園はとても広く、情緒たっぷりのお池もあるのでアジサイだけでなくぜひ散策してみてください。

アジサイについて

これは神戸森林植物園で撮った解説ですが、紫陽花についての説明が分かりやすく出てました。

額アジサイって地味なのであまり好みではなかったのですが、中央の小さなつぼみ達がアジサイの花(両生花)で、この両生花が実や種になるらしいのです。目からウロコ。

近頃売ってるアジサイの鉢植えに「ハイドランジア」って書いてあるんですよね。見た目はアジサイなのにハイドランジアってなんだよって思っていたのですが、アジサイの学名らしい。紫陽花って書くよりハイドランジアの方がカッコイイからなのかな?買う側からしてみれば見慣れない横文字で書かないでいただきたいもんだと思ってしまいます。これも流行りなんですかね。

話を戻しまして、このアジサイの説明を読んでから額アジサイにも興味が出て、三室戸寺にも額アジサイが何種類もあったのでかなり楽しめました。

↓額アジサイ「おはよう」かな?装飾花は八重で、中心部の両生花も咲く品種改良タイプ。

 

↓花は地味ですが色がとても綺麗な額アジサイでした。

↓額アジサイもこれだけ咲くと見応えが出ます

 

↓最近見かけるようになった白い縁取り系のアジサイ。額アジサイも八重タイプが増えましたよね。

↓この白い縁取り系もモリモリ咲いていました。

 

↓赤いアナベルかな?それとも山アジサイ?こんなアジサイもあるんだと種類の多さに驚くばかりのアジサイ園。

 

↓テマリ系八重咲きもありました

なんせ50種のアジサイが植えられてるらしいので、ぜひ色々探し出してみてください。

 

本堂

お寺に行くとまず本堂にお参りをすると思うのですが、アジサイ園は本堂よりも手前にあります。なので、本堂にお参りする前にアジサイ園の方に行ってしまい、本堂を見忘れて帰ってしまう人もいるかも?いや、いないか(笑)本堂も見どころがあるので紹介したいと思います。

↓本堂へはこの階段を登らないといけません。

今年のアジサイ期間は、この階段にアジサイで昇り龍を描いています。

あじさい昇竜図についてはこちら

あじさいうかべ

インスタで大人気の「あじさいうかべ」もあります。

インスタ風に撮るとこんな感じ?

蓮(ハス)

本堂の前に蓮の鉢がいっぱい置いてあるので時期が良ければアジサイの頃に咲いていたりします。

蓮の花って開くときに「ポン!」と音がするらしいのですが、それを検証する番組が以前やっていて「音は出ないのかも」という結果で終わっていました。蓮の花は早朝に咲き始めるのでめっちゃ早起きしないといけないんですよね。

↓羞恥心をかなぐり捨ててパッカーンと全開している蓮もあったりします。

 

蓮の葉に弾く水がコロンと綺麗で、子供の頃に遊んだ「おはじき」を思い出しました。

 

願掛けあれこれ

本堂の前には願掛けの石像がいくつかありました。
コロナ禍なので、触って願掛けをしたい方は手の消毒液持参が好ましいかもしれません。

 

↓牛の口の中に玉があるので、玉を触ると勝運がつくらしいです。

↓牛の口の中。この玉を触って勝運ゲット!

 

↓このウサギも触って徳を得る系

 

↓若乃花・貴乃花の手形。これも触って勝運ゲット!

 

↓ハート型のアジサイ絵馬もありました

 

トイレ

境内のトイレは本堂の近くにあります。
アジサイ園からトイレの場所まで距離があるので、トイレが心配な方はまず本堂に向かい、トイレを済ませてからゆっくり散策するのをオススメします。

 

境内のお食事処・売店

境内に食事やスウィーツが食べられるお店が一件ありました。

オープンテラス席になっているのですが、席数は多くはないのでお昼時は賑わっていました。

心引かれるメニューでお値段もお手頃。

ちなみに、境内に食べ物の持ち込みはダメなようです。

 

境内の出口を出た所(入口とは別の所に出口があります)にも出店がいっぱい出てました。
宇治のお茶、茶だんご、ちりめん山椒、陶器など、京都の物産がいっぱいでした。

 

アジサイの時期は拝観料800円がいります。三室戸寺はアジサイ庭園で有名なのですが、ツツジも2万株植えられているので春のツツジ拝観もオススメですよ。

 

 

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